2020/01/21 特集

【第6回】定番+αでヒットメニュー よくあるけどフツーじゃない!(2ページ目)

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「デザート」-甘いものは別腹!デザートもオリジナリティが大事

高級感のあるヒノキの茶箱と抹茶の緑が美しい大人のデザート

茶箱 ティラミス 715円

注文が入ってからティラミスを茶箱に入れる。和食の料理人が開発し、飲んだ後にも楽しめるよう甘さは抑えめ
フタをして中身を見せないことで期待感が高まる。テイクアウトにも対応しており、お土産に購入する人も多い

 北海道産の食材を使った料理と700種以上の焼酎が売りの「十六夜夢蔵」では、食事の後も別腹で楽しめる「焼酎プリン」が人気。それに続くオリジナルデザート第2弾が「茶箱ティラミス」だ。「京都で食べた抹茶ティラミスを参考に開発しました」と店長の米村正臣氏が話すように、抹茶のほろ苦さと十勝産の濃厚なマスカルポーネチーズが口の中で混ざり合い、まさに“大人のデザート”の味わい。封がされた特注のヒノキの箱で提供し、フタを開けたとき、鮮やかな緑色に歓声が上がることも計算された一品。名物のデザートとして、しっかり店を印象付けている。

十六夜 夢蔵(いざよい ゆめくら)
北海道札幌市中央区南6条西4 ファニービル1F、B1F
https://r.gnavi.co.jp/h324100/
北海道随一の繁華街・札幌すすきのに立地。アッパーな客層が多く、様々な個室も備える。700種以上そろえた焼酎が店内に並ぶ様は圧巻だ。

まるで本物のリンゴ&ミカン! 写真映え間違いなしの人気スイーツ

リスの誘惑(左)990円 リスの喜び(右)990円

細いグラスの中身はそれぞれ違っており、「リスの誘惑」はリンゴのキャラメリゼやバニラアイス、「リスの喜び」はブラウニーやクッキークランチなどが入る
それぞれ、ムースケーキの下に敷いたパイと一緒に別皿に移し、ケーキとパフェを同時に楽しむのがおすすめ。食後に注文してシェアする女性グループも多いという

 見た目のかわいさで話題なのが「MINOH RIS CAFE」の「リスの誘惑」。「最初はリンゴのケーキを作ろうと考えたのですが、それだけだと寂しい気がしてパフェも付けました」と、パティシエの魚住莉穂氏は話す。上に乗るのは丸く成形したリンゴのムースで、全体にフランボワーズをゼリー状にしたソースをかけ、中にはキャラメリゼしたリンゴとシナモンケーキが入る。さらに、ミカンを模したムースケーキの中にチーズケーキが入った「リスの喜び」も提供して、女性を中心に人気となっている。

MINOH RIS CAFE
大阪府箕面市今宮4-10-55
https://r.gnavi.co.jp/k466706/
千里中央駅から車で約7分の住宅街に立地するカフェ&レストラン。ソファ席やテラス席もあるゆったり空間で、地元住民から支持を集める。

ソフトクリーム×クレームブリュレ。定番同士のかけ合わせが新鮮!

クレームブリュレソフト 495円

ワッフルを崩して、ソフトクリームと混ぜながら食べるのがおすすめ。冷たいソフトクリームと温かいブリュレの組み合わせも楽しめる

 2017年11月オープンの「ビストロ オゼ・ミニョン」では店内はもちろん、テイクアウトでも販売するソフトクリームが好評だ。濃厚な北海道ミルクソフトをワッフルボウルに入れて提供するスタイルが大きな特徴で、旬の食材を使ったものを含め、常時15種ほどをそろえ、「一番人気は『クレームブリュレソフト』です」とシェフの馬場徹氏。注文後にバーナーでキャラメリゼしたミニブリュレをソフトクリームにトッピングしたもので、甘さの中にキャラメルソースなどのほろ苦さも加わり、大人から子どもまで地域の住民に幅広く親しまれている。

ビストロ オゼ・ミニョン
大阪府岸和田市下松町1-15-3 ステイブルコート1F
https://r.gnavi.co.jp/6husnujg0000/
大阪・岸和田にあるフランス料理店「ボン・ヴィラージュ・オゼ」の姉妹店。深夜までしっかり飲んで食べられるようにと深夜2時まで営業。

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