2023/10/30 特別企画

繁盛店の「売れるアルコール」ドリンクまとめ

2023年、飲食店において売れ行きが好調だったドリンクは何か、傾向を探るべく今年取材でお伺いした繁盛店で提供されている、売れ筋のアルコール飲料を抜粋。8店舗をまとめてご紹介します!

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売れるドリンクは、お店の個性が光っている

飲食店に役立つ情報をお届けすべく、さまざまな角度から成功事例を取材させていただいている中で、お料理とともに「売れ筋のドリンク」を撮影。最初の一杯に注文率が高いアルコールとしては「ビール」の名が圧倒的に多く挙がりますが、ビール以外の人気ドリンクをお聞きしたところ、お店の個性が光る、こだわりのドリンクが数多く並びました。

目次
1レモンサワー「高丸電氣」(東京・渋谷)
2みぞれサワー「元祖海老出汁 もんじゃのえびせん」(東京・渋谷)
3レトロなサワー「まるよし」(東京・赤羽)
4オレンジワイン、緑茶割り「博多おでんと自然薯 よかよか堂」(東京・新宿御苑)
5薬膳サワー、ナチュールワイン「餃子そして焼味 巣王」(大阪・堺筋本町)
6スパークリングワイン「天ぷらとワイン小島本店」(名古屋・名駅)
7焼酎サワー「下北六角」(東京・下北沢)
8クラフトサケ「Arbre(アルブル)」(東京・奥渋谷)

1「瀬戸田のレモン塩de酎」「レモンチェッロde酎」

高丸電氣(東京・渋谷)

写真左から「瀬戸田のレモン塩de酎」(530円)、「レモンチェッロde酎」(550円)

研究を重ねた多種類のレモンサワーが評判を呼び、 “レモンサワーブームの火付け役”と呼ばれているオーナーの高丸聖次氏。一般的には料理の隠し味に使う「レモン塩」を入れた「瀬戸田のレモン塩de酎」は、奥様のアイデアから生まれたユニークなドリンク。自分好みの割合でレモンチェッロをミックスできる「レモンチェッロde酎」は、「ミニチュアグラスが運びづらかったから上に乗せた」というインパクトのあるビジュアルも人気です。

高丸電氣(東京・渋谷)
東京都渋谷区東京都渋谷区東1-25-5フィルパーク渋谷東2F

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2「みぞれサワー」

元祖海老出汁 もんじゃのえびせん(東京・渋谷)

写真左から「キャラメル焙じ茶ラテハイ」(649円)、「純生レモンサワー」(539円)、「こだまのバイスサワー」(539円)、「大人のスパイシージンジャーサワー」(649円)、「杏仁イチゴのみぞれサワー」(649円)

売りの「こだわりもんじゃ」同様に、ドリンクでも差別化したいと開発した、彩りよくインスタ映えする「みぞれサワー」。加水した焼酎をみぞれ状にしたシリーズです。ラインナップには、定番の「純生レモンサワー」だけでなく、アルコールが苦手な人でも飲みやすい「杏仁イチゴのみぞれサワー」、またサワーに限らずビール(「爆弾みぞれビール」)も。見た目がかわいらしく色鮮やかで、シャリシャリ感も楽しいフローズンドリンクで、メインターゲットのミレニアル世代から人気を得ています。

元祖海老出汁 もんじゃのえびせん 渋谷ストリーム店(東京・渋谷)
東京都渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリーム2F

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3「まるよしサワー」「赤羽モヒート」

まるよし(東京・赤羽)

写真左から「まるよしサワー」(400円)、「赤羽モヒート」(430円)

「昭和レトロ」「エモい」というワードに象徴されるように、どこか懐かしさを感じる味わいが2023年トレンド傾向の一つです。赤羽で2番目に古い居酒屋「まるよし」の「まるよしサワー」は、ホップとレモンのすっきりした味わいがモツ焼きとの相性抜群。バカルディラムと赤紫蘇のエキスを使った美しいルビー色の「赤羽モヒート」は、その昔、駄菓子屋さんで食べた梅ガムを彷彿とさせる甘酸っぱく爽やかな味わいで、女性受け間違いなし!

まるよし (東京・赤羽)
東京都北区赤羽1-2-4

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4「オレンジワイン」「よかよか名物緑茶割」

博多おでんと自然薯 よかよか堂(東京・新宿御苑)

写真左から「おでん出汁割」(780円)、「オレンジワイン」(グラス1,100円)、「よかよか名物緑茶割」(660円)

”ちょっとおでんで贅沢に”という店のコンセプトに合わせるドリンクは、ワインだけで30種類以上、焼酎やウイスキー・サワーなど全90種類以上用意。なかでも、おでんのだしと相性のよいオレンジワイン(白ブドウを材料とし赤ワインのように醸造したオレンジ色のワイン)のペアリングを推している点がユニーク。その他、鹿児島県の野本園の茶葉を使用した「よかよか名物緑茶割」や、だし汁を徳島県の地酒・阿波太閤で割った「おでん出汁割」も人気が高いドリンクです。

博多おでんと自然薯 よかよか堂(東京・新宿)
東京都新宿区新宿1-18-16 花園1F

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5「酸梅湯(サンメイタン)サワー」「ナチュールワイン」

餃子そして焼味 巣王(大阪・堺筋本町)

グラス・写真前列右から2番目「酸梅湯(サンメイタン)サワー」(770円)、同右端「酎ハイレモンサワー」(770円)、ボトルは「ナチュラルワイン」(グラス800円~)など

素材に気を配った本場の香港広東料理に合うように、系列店である「BAR DUCK22」のバーテンダーがドリンクを監修。オリジナルドリンクと自然派ワインで特徴を打ち出しています。中国の薬膳ドリンクをヒントに開発した「酸梅湯(サンメイタン)サワー」や、レモンの皮などを使ってほろ苦い味わいに仕上げた「酎ハイレモンサワー」、バーテンダー目利きの「ナチュールワイン」など、こだわりの料理とドリンクを二軸で楽しめる提案をしています。

餃子そして焼味 巣王(すわん)(大阪・堺筋本町)
大阪府大阪市中央区南久宝寺町3-1-3 ペリカンビル1F

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6スパークリングワイン

天ぷらとワイン小島本店(名古屋・名駅)

写真左から「樽詰めスパークリングワイン」(490円)、「小島の桃ベリーニ」(550円)

新鮮な旬食材を使った揚げたて天ぷらと、ソムリエの資格を持つ店主のセレクトワインを手ごろな価格で楽しめる天ぷら専門店が、天ぷらと相性の良いドリンクとして推しているのが「スパークリングワイン」。サッポロの「樽詰めスパークリングワイン」と、この樽詰めスパークリングワインと桃のシロップで作るオリジナルカクテル「小島の桃ベリーニ」がダントツの人気。桃ベリー二は、桃を丸かじりしているようなジューシーさが好評です。

天ぷらとワイン小島本店(名古屋市・名駅)
愛知県名古屋市中村区名駅四丁目15番2号 マルナカ中央市場総合食品センター内

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7焼酎サワー

下北六角(東京・下北沢)

写真左から、米焼酎「あさぎりの花」(880円)、芋焼酎「つるし八千代伝」(800円)。銘柄のラインナップは日々変わっていく

”ジャパンクラフト”をコンセプトに、日本の魅力を配信している和食居酒屋がフォーカスしているドリンクは「焼酎」。米焼酎、黒糖焼酎、麦焼酎、芋焼酎からそれぞれ3〜4点をセレクトし、その全てに「ロック」「水」「ソーダ」など店が推奨する飲み方を提案。さらに「黒糖モヒート」「オレンジバジルサワー」などの「焼酎カクテル」をラインナップに加え、焼酎好きはもちろん、焼酎になじみの薄い客にも喜ばれています。

下北六角(しもきたろっかく)(東京・下北沢)
東京都世田谷区北沢2-11-15 ミカン下北 A街区 2F

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8クラフトサケ

「Arbre(アルブル)」(東京・奥渋谷)

写真左から「稲とリンゴ」(1,500円)、「仙禽 線香花火」(800円)

「日本酒の若い造り手を応援したい」と、フルーツやハーブなどの副原料を入れることで新しい味わいを目指した新ジャンルの日本酒「クラフトサケ」に力を入れている、オーナーシェフの佐藤幹樹氏。米と米麹、りんご"紅の夢"を発酵させた「稲とリンゴ」は、カクテルのように複雑で奥深い味わい。栃木県の酒蔵「せんきん」が造る限定品「仙禽 線香花火」は、オーガニックの原料米を使った個性的な味わいの自然派日本酒です。

Arbre(アルブル)(東京・奥渋谷)
東京都渋谷区神山町41-1 遠藤ビル 1F

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