夏に食べたい！繁盛店のひんやり・冷製メニュー6選

暑い季節に食べたいひんやり・冷製系メニューで集客アップ！

暑い季節に食べたくなるひんやり・冷製メニューをピックアップ。メニュー開発のストーリーや食材、調理、盛り付けなどこだわりのポイント、人気の理由などを紹介します。

一部のメニューについては【詳しい情報は、以下記事をチェック！】から、メニュー開発を含むノウハウも確認できます。

【こちらもチェック！】
夏に食べたい！繁盛店で売れる肉が主役のスタミナメニュー

目次
１ the 冷製ホルモン「新宿焼肉ホルモンいのうえ 二号店」（東京・西新宿）
２ 京都冷麺　極「アジョシ三条タカセ店」（京都・三条）
３ 活いか踊り丼「一花亭（いっかてい）たびじ」（北海道・函館）
４ かっぱ麺「井桁屋本舗・大黒亭」（福島・須賀川）
５ 冷製ニラレバ「飯酒トモエ」（神奈川県・日吉）
６ クラゲのあたまパクチー酢味噌和え「立呑み中華 起率礼」（東京・自由が丘）

▼ぐるなび公式アカウント▼
ぐるなび - 飲食店様のお役立ち情報
週1～2回新情報をお届け。ぜひ友だち追加をお願いします！

１　the 冷製ホルモン

新宿焼肉ホルモンいのうえ 二号店（東京・西新宿）

2025年1月、西新宿の一軒家にオープンしたカジュアルな焼き肉店「新宿焼肉 ホルモンいのうえ 二号店」。20～50代のビジネス層を中心ににぎわう「いのうえ 二号店」で人気を集めているのが、二号店の独自メニュー「The 冷製ホルモン」（1,540円）。自慢の阿波牛ホルモンを2種類と、豚、鶏などの部位を低温調理した6種類のホルモン（写真手前から時計回りに「豚タン」「砂肝」「牛タン」「黒センマイ」「ハツ」「ハチノス」）を美しく盛りつけた一品です。

右上のボウルの底には氷が敷いてあり、上にネギ、オニオンフライ、白髪ネギ、九条ネギ、揚げネギが入っています。このボウルにホルモンと卵黄を入れてかき混ぜ、左上にある薬味（ガーリックフライ、辛味パウダー、塩味パウダー）をお好みでかけて完成。独特な食感と風味のホルモンにさっぱりとした味が続くように柚子で風味を足しているのがポイントです。

ホルモンが映える伊万里焼きの美しいお皿も相まって写真を撮りたくなる一品で、注文率は80%と高い人気を誇っています。ほかにも、1杯目のビールを－60℃で冷やしたジョッキで提供するなど、暑い日に焼き肉を楽しめるような仕掛けを施しており、暑い日にも人気を博しています。

２　京都冷麺　極

アジョシ三条タカセ店（京都・三条）

2021年3月にオープンした「アジョシ三条 タカセ店」は、本格手打ち冷麺を売りにした韓国酒場。本場・韓国から製麵機を直輸入し、オーダーを受けてから製麺するこだわりの逸品「京都冷麺　極」（1,540円）が売りです。麺には京都産のそば粉や小麦粉を使い、そば殻を混ぜることで独特の風味を生み出しています。麺同士がくっつかないように製麺機からダイレクトに湯釜に入れ、芯までちょうど茹で上がって麺が半透明になった瞬間にあげて一気に冷水でしめます。これにより、麺自体は細いのですが弾力があり、手打ちならではの歯切れのよさもあり、最高の食感とのど越しを楽しめる冷麺に仕上がっています。

スープは、A4以上の和牛のすね肉を使ってだしをとり、数種類の野菜などとともに半日ほど炊いたたもの。ラーメンと違って冷麺のスープは凝固した脂がじゃまになるため、丁寧に取り除くことで透き通った黄金のスープが完成。このスープで作った氷を器の中にたっぷり入れているのもポイントです。こだわりが凝縮された麺とスープに合うように、具材はスライスしたスダチのみ。かんきつ系の酸味がすね肉独特の甘みを感じさせるスープとよく合います。

打ち立てをゆでた冷麺は水を吸いやすいため「賞味期限は5分」とアピールして、提供後すぐに食べてもらうよう促しています。注文率は9割で、特に舌の肥えた大人からの人気が高く、押しも押されもしない看板商品になっています。

３　活イカ踊り丼

一花亭（いっかてい）たびじ（北海道・函館）

北海道・函館駅前のどんぶり横丁市場にある「一花亭たびじ」は、オープンから35年目を迎えた人気店。観光客を中心に老若男女、外国人を問わず幅広く集客しており、店内の生け簀で泳ぐ函館近海で獲れたイカを目の前で調理するのが特徴。特に人気を集めているのが「活イカ踊り丼」（時価）です。

具材は、中央に据えたイカ（6月～スルメイカ、1月～ヤリイカ）のほか、自家製のイクラ、ダイコンとニンジンのツマ、ショウガ、大葉で、その名の通りイカの踊り食いを楽しめる海鮮丼として人気を集めています。

透き通ったイカの身の甘みとコリコリとした食感は、活イカならでは。素材の良さはもちろん、丼の上でイカが動くインパクトあるビジュアルも相まって、写真を撮影する人が多く、SNSなどで拡散されており、注文率は7割で来店の目的の一つになっています。

４　かっぱ麺

井桁屋本舗・大黒亭（福島・須賀川）

福島・須賀川の老舗製麺所「井桁屋」に併設する飲食店として創業56年を迎えた「大黒亭」。昔ながらの製造方法で、良質の小麦粉や副原料にこだわったそばやうどんを提供しています。「手打ち長沼十割そば」とともに売りの一つとなっているのが、「かっぱ麺」（1,300円※冬季は予約制）です。「かっぱ麺」は、須賀川名産のきゅうりのしぼり汁を練りこんだ冷たい麺料理で、2007年ごろから須賀川の複数の店舗で提供されているご当地グルメ。

「大黒亭」の「かっぱ麺」は、小麦粉に収穫直後のきゅうりの絞り汁を混ぜ込んでおり、仕上がりもほんのりきゅうりの味がするのが特徴。この麺を生かすためにたれは主張しすぎないようにさっぱり目のゴマダレを添えている。きゅうりは絞り汁以外に具材としても2本使用しており、トマト、カボチャ、ナス、パプリカ、ゴーヤなど野菜をたっぷり使用。栄養士に計算してもらったところ、1日の3分の2の野菜が取れるとのことです。さらに、中央にある半熟卵の天ぷらも、てんぷら粉にきゅうりの絞り汁を混ぜ合わせて鮮やかな緑色に仕上げています。

色鮮やかなビジュアルと野菜たっぷりのヘルシー感が話題となり、地元住民や観光客など、さまざまな層に人気で特に週末は高い注文率を誇っています。

５　冷製「ニラレバ」

飯酒トモエ（神奈川県・日吉）

2024年1月、横浜の日吉にオープンした「飯酒トモエ」で人気の冷製「ニラレバ」（850円）は、冷製であることもさることながら、中華のニラレバとは一線を画すビジュアルも特徴です。小鉢の中央に冷製のレバーとニラ、卵黄が盛られています。使用する鶏レバーは、九州の養鶏場から直送したもので、ピンク色に輝く切り口からは新鮮さが、なめらかで均一な質感の断面からは絹のような舌ざわりが伝わってきます。

ねっとり濃厚な卵黄と甘みをきかせたしょうゆだれがよく合い、低温調理されたレバーは、生のようになめらかなのに生臭さが全くないすっきりした上品な味わいで、フランス料理でいただくフォアグラのようです。

「レバーが好きな人はレバ刺しのような生に近い食感を好む人が多い」ことから発想し、フランス料理の「コンフィ」のように、レバーをごく低温の米油でじっくり時間をかけて加熱したものを冷やしており、多くの来店客を魅了しています。

６　クラゲのあたまパクチー酢味噌和え

立呑み中華 起率礼（東京・自由が丘）

東京・自由が丘にある「立呑み中華 起率礼（きりつれい）」は、学芸大学で大人気の「立呑み 鉄砲玉」の店主・正木 勇貴 氏が、大阪リッツカールトンや有名店「中華香彩JASMINE」（渋谷区広尾）で8年間腕を磨いた若き井上 史子 シェフとタッグを組んで2023年12月、自由が丘にオープンしたお店です。本格中華を少量ポーションの小皿でリーズナブルに楽しむことができる繁盛店で、人気を集めている冷製メニューが「クラゲのあたまパクチー酢味噌和え」（590円）です。

日本料理でよく使われる「木の芽味噌」の木の芽をパクチーに変えた一皿で、料亭の料理人出身の正木氏が、本格的な「玉味噌（白味噌に卵黄、酒、ミリンを加え火にかけて練り上げたもの）」とパクチーをすり合わせて作っています。ベースが和食のせいか、パクチーは爽やかに香りつつもまろやかで、意外なほど食べやすさいのが特徴。

和と中華の融合した「起率礼」らしい一品として高い人気を誇っています。

Googleビジネスプロフィール（GBP）の運用代行サービスは、ぐるなびで！

ぐるなびによるGBPを活用したMEO対策・クチコミ対応を含む、飲食店に特化した集客支援・運用代行サービスを紹介します。

▼詳細はこちらから
【ぐるなび】飲食店向けGoogleビジネスプロフィール（GBP）集客支援・運用代行サービス