大阪で注目のエリア・繁盛店・経営者・メニューは?
大阪を拠点に飲食店のさまざまな課題解決に向かい合っているぐるなび営業4人に、盛り上がっているエリアや注目の繁盛店・新店、経営者、メニューなどを語ってもらいました。
目次
・飲食業が盛り上がっているエリア
・勢いを感じる繁盛店
・新店舗&売れてるメニュー
・すごいと思う経営者
▼ぐるなび公式アカウント▼
【LINE】
ぐるなび通信デジタル
【X】
ぐるなび - 飲食店様のお役立ち情報
よろしければ、ぜひ友達追加/フォローをお願いします!
今回、大阪の飲食店トレンドを語るのは・・・
これまで担当したエリア:大阪、京都、滋賀、兵庫、奈良
これまで担当したエリア:大阪、兵庫、京都
これまで担当したエリア:大阪市、大阪南部、奈良、神戸
これまで担当したエリア:大阪、奈良
大阪府内で飲食業が盛り上がっている注目のエリアは?
神野 とにかく今はインバウンドの勢いがすごくて、「難波」は特に顕著です。春からの世界的なイベントの開催を控え、JR難波駅周辺にはホテルや商業ビルが次々とオープンしています。「グリコの看板」などの名所があり、飲食店を含めて“大阪らしさ”を満喫できる場所だからだと思います。
滝口 確かに難波の「道頓堀」は外国人であふれていますね。来店客の9割が外国人という飲食店も珍しくありません。定番の「たこ焼き」のお店もにぎわっていますし、「かに道楽」が店頭で「焼きガニ」を販売していたり、韓国発のフルーツ飴「タンフル」の店も人気で、外国人の食べ歩きニーズに応えています。
山本 インバウンドの影響は、難波の少し北にあるオフィス街「本町」にも出ています。以前はビジネス層がメインでしたが、ホテルの建設ラッシュで外国人が一気に増えた印象。以前は定休日だった日曜日や祝日も営業する飲食店が増えているように感じます。
藤田 私が注目しているのが「梅田」です。JR梅田駅西側の再開発が進み、「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン」(2024年9月北館など、2025年3月南館、2027年度全面開業予定)など新しい商業施設がいくつも開業。梅田周辺は外国人より「サラリーマンが行きやすいこと」を意識した店や施設が増えている印象です。
注目している繁盛店は?
滝口 難波でインバウンド集客に成功しているお店が「カニ・ふぐ専門 蟹吉(かによし) なんば道頓堀」(株式会社ラッキーシー)と「神戸牛 牛魔(うま) 道頓堀店」(文明商事株式会社)です。
①外国人に人気の高級食材(「ふぐ」「カニ」「神戸牛」)が売り
②高級食材をいくつも楽しめる2万円以上のコースを設定している
③SNSやGBPを含めたネット戦略を強化している
というのが共通点。どちらも連日外国人でにぎわっています。
山本 梅田のお初天神近くにある「肉のあさつ」(株式会社SAY)も外国人でにぎわっています。外国人のニーズが高い「しゃぶしゃぶ」を売りにしていて、インスタでの情報発信やネット販促も巧み。外国人ばかりではなく、土・日曜日ランチ限定「黒毛和牛すき焼き定食」(1,800円)を求めて日本人が行列を作るなど、幅広く集客しています。
藤田 私が注目しているのは“体験グルメ”を楽しめるお店。その一つが「居酒屋 時間無制限×食べ飲み放題 まんぷく屋 京橋店」です。コース1品目に先だしとして自分で作るメニューを用意していて「王道たこ焼き」「明太チーズもんじゃ」などから選べます。お客さんにとっては調理を体験できるエンタメ性が楽しく、お店にとってはオペレーションの負荷軽減につなげられるのがメリット。コロナ禍を経た今、日本人、外国人どちらにとっても、“体験”は外食の重要なキーワードになっていると思います。
神野 ここでしか体験できないという意味でご紹介したいのが「本町 地酒や わだち」(株式会社わだち)です。ここは47都道府県の日本酒をそろえていて、しかもそれがコース(5,000円~)の飲み放題に付いているんです。5,000円のコースで47種の地酒を飲み放題にできるのは企業努力の賜物だと思いますし、実際、このコースが外国人、日本人問わず大人気です。「わだち」のように「地方に行かなくても、大阪でまとめて食べられる・飲める」という店が増えているので、今後のキーワードになるかもしれません。
山本 “体験”を含めた外食の楽しさを感じさせてくれる店として注目したいのが、韓国の人気店の日本FC1号店「シンサコッケタン 大阪梅田店」(株式会社W3)。甘辛いたれに漬けた生のカニやエビの皮をむきながら食べる「カンジャンケジャン」がヒットしていて、体験や映え的な要素だけでなく味も間違いなくおいしい。調理オペレーションが軽く、展開しやすい業態なので、今後一気に店舗数が増えるかもしれません。
神野 特徴的なコースで人気を集めているのが「スシトフジ」(株式会社リバリュース)です。1日5組限定で、90分間「ストップ」とお客さんが言うまでお寿司を提供し続ける「寿司豪快コース」(5,000円)が話題。食べ放題と同じようなボリューム感と1日5組という特別感、ストップと言うまで出し続けるエンタメ性が人気の理由ですが、提供するネタをお店が決めることで原価コントロールしやすいのもビジネスモデルとして重要なポイントです。
【こちらもチェック!】
関西風おでんは一味違う?特徴的な甘い汁の魅力【ご当地グルメ】
※「テンポス フードメディア」へジャンプします。
居酒屋チェーンはどのお店が人気?おすすめ店舗ベスト5について解説!
※「テンポス フードメディア」へジャンプします。
気になる新店舗や最近売れているメニューは?
神野 2024年11月にオープンした無人焼肉店「和牛焼肉 日高商店」(株式会社Taya Food Service)です。全席個室の完全予約制で、部屋の中にある冷蔵庫から肉や野菜を取り出して焼くスタイルで、ドリンクは持ち込み可能。実際には追加注文や会計のためにスタッフさんが駐在していますが、ほぼ人を介さずに食事を楽しめるのが特徴で、人件費を抑えられる業態として注目しています。
また、最新店舗ではありませんが2021年6月にオープンした「和牛焼肉食べ放題 ヤキニクギャング 梅田店」(代表:楢原 光 氏)もユニークなお店です。肉をジュラルミンケースに入れて提供する演出や、食肉店のように肉が並んだショーケースからグラム単位で注文するスタイルなど特徴的なサービスが印象的です。
滝口 売れてるメニューというと、サムギョプサル専門店の「チカチキン 梅田店」(株式会社ファイブディアライフ)では最近「ミナリサムギョプサル」が人気です。「ミナリ」は韓国語で「セリ」のことで、カットしたセリを豚肉や野菜と一緒に炒めて食べるスタイルで、韓国での人気を受けて導入したようです。ヘルシーでセリ独特の風味が楽しめるのが人気の理由だと思います。
【こちらもチェック!】
コリアン・フード・コラムニスト八田 靖史 氏も「ミナリサムギョプサル」に注目!
藤田 同じ韓国業態で2022年11月オープンの「韓国屋台酒場 韓ラブ ‐LOVE‐ 梅田店」は、トレンドを捉えて人気を集めているお店です。鏡にメッセージを書いて写真を撮る「ミラーメッセージ」など、SNS映えを狙った店づくりが若い女性に刺さっているようです。
山本 私が紹介したいメニューが「釜飯と海鮮の店 ジャポニカサード」(株式会社W.E.GROUP)のお通し「塩辛の石焼」(500円)です。アツアツの石の上に塩辛とネギ、バターをかけたシンプルなメニューなのですが、めちゃくちゃおいしくて、シズル感や映え要素もあり、お酒にもよく合う。さらに、調理が簡単で利益率も高い、まさに“いいことだらけのお通し”だと思います。
手腕がすごいと思う経営者を教えてください
山本 株式会社いちまさグループの市來 拓郎 社長に注目しています。運送業の会社ですが、コロナ禍を機に飲食業に参入。わずか2年で、焼き肉店「鬼に金棒」や立ち飲み店「呑処 大阪梅田 ブラウン」など10店舗ほどを展開しています。SNSでの発信で若年層の取り込むだけでなく、出店エリアに合わせた戦略を立て、幅広い客層のお客様に満足される店舗を展開しておられます。
滝口 私の注目は、株式会社ONEMIND(ワンマインド)の吉永 照太 社長です。主力業態「炉端焼き酒場 一心」のほか、大阪郊外や奈良を中心に約10店舗を展開しています。他社の店舗プロデュースも多く手がけていて、初めて飲食業に参入する経営者でも始めやすい業態のプロデュースが得意です。
神野 株式会社リバリュースの箱部 照太 社長に注目しています。熟成魚にいち早く注目して「鯛之鯛」を立ち上げ、人気店に成長させました。先ほどご紹介した「わだち」のような、ありそうでなかった業態を作る発想とそれを実現する力がすごい方です。
藤田 私は株式会社Frankの藤尾 巧 社長です。2019年に会社を設立し、2021年に10店舗、2025年2月現在で約40店舗にまで成長しています。主力業態の「大衆酒場ひとめぼれ」などに代表されるようにファサードや内装デザインにインパクトがあり、大箱でしっかり集客に成功しています。自身のノウハウを惜しまず社員に教えて独立の後押しをするなど、個人が成長することを重視しています。トライ&エラーの判断が早く、メニューの入れ替えや物件の選定などのスピード感が会社の成長にもつながっていると思います。
山本 大阪は今、インバウンド一色で外国人をターゲットにした業態も増えている印象ですが、その中でもいろいろなトレンドが生まれていますね。
滝口 繁華街で外国人の集客に成功している店が、ホテルの増えた本町や淀屋橋などのオフィス街にも出店するなど、外国人の動向に合わせた戦略を取る企業も少なくないです。
藤田 一方で、梅田の「バルチカ03」のように“おっさん(03)”をターゲットにした商業施設や大衆酒場も好調です。女性も映えばかり求めているわけではなくて、コスパの高さやおいしさ、居心地の良さから大衆酒場を選ぶことは少なくないと思います。「体験グルメ」「おっさんグルメ」は今後もキーワードになりそうです。
神野 「お客さんに体験してもらうこと(=セルフ)」は、お店のオペレーションの負荷を軽くすることにもつなげやすいですよね。人手不足の今、体験とオペレーションの軽減をうまく組み合わせた店づくりをする経営者が増えているのかもしれません。
【大阪の繁盛店事例記事 こちらもチェック】
連日大行列! 大阪新スポット「バルチカ03」の「囲炉裏屋 炭えん」が初月1,100万円超え
行列店「神戸赤ふじ」が大阪進出!黒毛和牛100%ハンバーグを客席で焼くスタイルで月商1,000万円超え!
Googleビジネスプロフィール(GBP)の運用代行サービスは、ぐるなびで!
ぐるなびによるGBP(旧Googleマイビジネス)を活用したMEO対策・クチコミ対応を含む、飲食店に特化した集客支援・運用代行サービスを紹介します。
【ぐるなび】飲食店向けGoogleビジネスプロフィール(GBP)集客支援・運用代行サービス
資料請求・お問い合わせはお気軽にどうぞ
「ぐるなび通信」の記事を読んでいただき、ありがとうございます。
「ぐるなび」の掲載は無料で始められ、飲食店のあらゆる課題解決をサポートしています!