2026/01/27 特集

【2026上半期】最新外食トレンドキーワード!人気グルメの動向をデータから分析&予測

ぐるなび独自の検索ワードデータやページ掲載情報を分析し、2026年の“外食トレンド”を予測。飲食業界全体の大きな流れから、料理ジャンル・食材別に注目度が高まるメニューやドリンクの傾向まで、次に来るキーワードを読み解きます。

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2025年を振り返り、今後の飲食業界トレンドを分析!

日々さまざまなトレンドが生まれている飲食業界。2025年も、料理やドリンク、食材などをめぐり、多くの話題が生まれました。

ぐるなびが保有する「ビッグデータサービス」(図内の数字は2024年時点)。商品開発・市場調査・商圏分析など、目的に合わせて選択可能なデータ商品がある

ぐるなびは、飲食店情報サイトという特徴を活かした食に関するビッグデータを持っています。

本記事では、そのぐるなびが蓄積してきたメニューデータや検索データ、予約データなどをもとに食トレンドを分析し、企業の商品開発や商圏分析を支援するサービス「 ぐるなびデータライブラリ 」を担当する、食のアナリスト・山本 瑛美さんが2026年上半期の食トレンドを分析。

2025年下半期に注目を集めた

・韓国海鮮メニュー
・薬味系食材
・多様化する麺メニュー
・独自進化する定番スイーツ

という4つのキーワードを振り返るとともに、2026年上半期に盛り上がりが期待される

・多様化&ご当地麺メニュー
・ゆる健康志向食
・拡大するお茶の選択肢
・進化系フライメニュー

について解説してもらいました。ぜひ、今後のメニュー開発や出店戦略のヒントとしてお役立てください。

【バックナンバーも同時にチェック!】
2025年 下半期 食・外食・グルメトレンド
2025年 上半期 食・外食・グルメトレンド

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山本 瑛美さん
2007年株式会社ぐるなび入社。メルマガの制作進行管理部を経て、現在はビッグデータ企画・運用を担当。「食のデータアナリスト」としてぐるなびの持つ食のビッグデータを活用し、定量情報をベースに、ぐるなびならではの知見を活かした定性情報もかけ合わせながら、さまざまな角度から外食トレンドを分析している。

目次
2025年下半期に話題を集めた食トレンドキーワード4選

1.韓国海鮮メニュー
2.薬味系食材
3.多様化する麺メニュー
4.独自進化する定番スイーツ
その他、2025年の食キーワード

2026年上半期に注目の食トレンドキーワード4選
1.多様化&ご当地麺メニュー
2.ゆる健康志向食
3.拡大するお茶の選択肢
4.進化系フライメニュー
まとめ|2026年に向けた食トレンドの捉え方

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2025年下半期に話題を集めた食トレンドキーワード4選

まずは、2025年の下半期に注目を集めた食キーワードを振り返ります。ここでは、特に注目を集めた4つの食トレンドキーワード「韓国海鮮メニュー」「薬味系食材」「多様化する麺メニュー」「独自進化する定番スイーツ」を説明いたします。

2025年下半期4つの食キーワードを象徴するメニュー。写真左上から時計回りに、「チュクミ」(韓国海鮮メニュー)、「ミナリ(セリ)」(薬味系食材)、「スープパスタ」(多様化する麺メニュー)、「チュロス」(独自進化する定番スイーツ)

1.韓国海鮮メニュー
韓国海鮮メニュー全体が一気に盛り上がったというよりも、チュクミカンジャンケジャンなど、特定のメニュー単位で注目度が高まった印象です。2024年末頃から検索数や掲載数が徐々に上昇しており、2025年下半期にかけて知名度が定着していった、という流れがありました。

2.薬味系食材
ジャパニーズハーブという言葉がメディアで取り上げられる場面もありましたが、薬味が主役というわけではないですが、「緑色の野菜・薬味系」が印象的な一年だったと言えると思います。取り扱いは確実に広がっており、特にセリなど一部の食材は検索データでもはっきりと伸びが見られました。また、韓国料理にはなりますが、 ミナリ(セリ) などは代替野菜としても注目され、薬味的な使われ方を含めて存在感を高めました。

3.多様化する麺メニュー
米の価格高騰が続く中で、主食の代替として麺メニューが進化・多様化した一年でした。特に印象的だったのは、外食だけでなくインスタント麺商品としても展開が広がり、トレンドから定着へと移行しつつある点です。新しい動きとしては、つゆだくのスープパスタなど、ラーメン的な要素を取り入れた麺メニューも話題になりました。

4.独自進化する定番スイーツ
定番スイーツが、各店の個性によって独自に進化している動きが顕著でした。チュロス「りんご飴」は検索数・掲載数ともに大きく伸び、地方を中心に個性的な専門店が次々と登場しています。また、「ワッフル」など、以前から親しまれてきたスイーツも再注目されており、「定番×アレンジ」で差別化を図る流れが強まっています。

上記のトレンドは、2026年もこうした進化の動きが続いていくと見ています。

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その他、2025年の食キーワード

写真は、メキシコ料理「ナチョス」。メキシカンメニューの取り扱いが浸透し、専門店のオープンも目立っている

ほかにも2025年は、「メキシコ料理」「お好み焼き・たこ焼き」といった食キーワードが、これまで以上に広がりを見せた一年でした。

1.メキシコ料理
特にタコスナチョスは、専門店だけでなく、既存業態の一品メニューとしても取り扱いが増え、各所で話題になりました。これまで日本では限定的な広がりにとどまっていましたが、2025年は「日本でここまで浸透した年は珍しい」と感じるほど、検索データや掲載データにも動きが見られました。

2.お好み焼き・たこ焼き(大阪発メニュー)
2025年は、大阪・関西万博の影響を受けて「お好み焼き」や「たこ焼き」といった大阪発の粉もの関連メニューの検索数・掲載数が、夏から秋にかけて伸長しました。イベントと連動した食トレンドがデータにもはっきりと表れており、大型イベントが開催されることで、その土地にひもづく食が改めて注目される好例だったといえます。

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2026年上半期に注目の食トレンドキーワード4選

次に2026年上半期のトレンド予測を見てみましょう。特に注目の食トレンドキーワードは、「多様化&ご当地麺メニュー」「ゆる健康志向食」「拡大するお茶の選択肢」「進化系フライメニュー」の4つです。それぞれのキーワードについて、背景にある生活者の変化やデータの動きを踏まえながら、2026年上半期の可能性を解説していきます。

2026年上半期の食トレンドキーワード
1.多様化&ご当地麺メニュー
2.ゆる健康志向食
3.拡大するお茶の選択肢
4.進化系フライメニュー

1.多様化&ご当地麺メニュー

麺メニューの”多様化”は、2026年上半期も継続すると見ています。背景にあるのは、原材料価格の高騰が続いていることです。小麦麺だけでなく、米の麺や春雨を使った麺メニューも増えており、選択肢がかなり広がってきました。

写真は福岡・博多のご当地メニュー「ごぼ天うどん」

ご当地麺メニューに目を向けると、「ごぼ天うどん」のような福岡の麺を打ち出す店が各地に進出している動きも見られ、メディアで取り上げられる場面もありました。また、日本のご当地麺だけでなく、台湾の麺料理など海外ローカル麺も含めて、さまざまな地域・種類の麺が出てきている点は特徴的です。「どんな麺か」「どこの麺か」というストーリーを含めた多様化が、さらに進んでいくと考えています。

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2.ゆる健康志向食

健康志向については、ここ数年でその捉え方が大きく変わってきたと感じています。以前は、グルテンフリーやヴィーガンといった、どちらかといえば一部のストイックな層による志向が中心でした。一方で最近は、同じメニューが並んでいれば、少しでも栄養価が高そうなものを自然に選ぶ、そんな行動が当たり前になりつつあります。健康志向は、特定の人のものではなく、より多くの人にとって無理なく取り入れられる、身近な価値観へと広がってきている印象です。

納豆などの発酵食品は、”ゆる健康志向食”の一つ

具体的には、納豆などの発酵食品、雑穀米、薬膳といった、日本人の食生活に取り入れやすい食材や料理が挙げられます。これらは日常的な食材ではありますが、外食では豆の種類や発酵の度合いを変えたり、タレを選べたり、高級卵を選べる卵かけご飯にしたりと、「外食ならではの特別感」をどう出すかが差別化のポイントになっています。

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3.拡大するお茶の選択肢

ドリンク分野では、 「お茶」の選択肢 が確実に増えています。これまで定番だった緑茶、ウーロン茶、ジャスミン茶に加え、フルーツフレーバーを取り入れたお茶がコンビニエンスストアなどを中心に広がってきました。さらに、「とうもろこし茶」に代表されるノンカフェインのお茶も定着し、食事のシーンで選ばれる存在となっています。「ご飯と一緒に飲むお茶」の幅は、ここ数年で大きく広がったといえるでしょう。

甘香ばしい「とうもろこし茶」は、ペットボトル飲料の人気が顕著で、幅広い層に支持を広げている

また、ホテルのアフタヌーンティーが引き続き人気を集めている点も、お茶への関心の高さを示す要素のひとつです。これまで仕事の合間や食後といえば「コーヒー」が定番だったシーンに紅茶が入り込み、実際に紅茶マシンの導入が進むなど、提供側の動きにも変化が見られます。

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4.進化系フライメニュー

フライメニューについては、定番の揚げ物がアレンジによって進化している流れが、じわじわと広がっています。ソースやトッピング、味付け、形状などに工夫を加え、SNSで話題になりやすいビジュアルへと変化している点が特徴です。

「アジフライ」は、長崎県松浦市の町おこしでも話題に

具体例としては、スイーツ分野では「チュロス」、個性的な専門店が増えている「フライドポテト」、町おこしの文脈でも注目を集めた長崎の「アジフライ」、さらにカツ系メニューなどが挙げられます。揚げ物は、おかずとしてだけでなくスイーツとしても展開できるほか、軽食やハンドフードとしても活用しやすいジャンルです。2026年は、こうした進化系フライメニューの存在感が、よりはっきりと表れてくると見ています。

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まとめ|2026年に向けた食トレンドの捉え方

ここ数年の食トレンドを見ていると、これまで聞いたことのない海外料理が一気にブームになるケースは、以前に比べて少なくなっている印象です。その一方で、過去に一度話題になったメニューが形を変えて再び注目を集める動きは、確実に増えています。かつてブームを経験したメニューが再評価されたり、誰もが知る定番メニューが、今の時代のニーズに合わせて進化している点は象徴的です。

健康志向やSNSでの拡散力、ソースやトッピングを選べるカスタマイズ性などを備えた、「定番でありながら新しさのある」メニューが、今の消費者に選ばれやすくなっています。

2026年に向けては、まったく新しいものをゼロから生み出すというよりも、これまで親しまれてきたメニューを、自店や地域、そして時代に合わせてどうアップデートしていくかが重要になりそうです。定番メニューをベースにしながら、少しの工夫や掛け算で個性を打ち出す。その積み重ねが、これからの食トレンドを形づくっていくと考えられます。

ぐるなびでは、独自のビッグデータを基にしたトレンド分析をはじめ、さまざまな情報を発信しています。ぜひこうしたトレンドキーワードを、今後の店づくりにお役立ていただければと思います。

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