飲食店経営者にとって、自社ブランドを展開するだけでなく、勢いのあるFC(フランチャイズ)に加盟するのも経営規模を拡大するための戦略の一つ。とはいえ、マーケットには多種多様なFCブランドが存在し、どのブランドを選べばいいのか悩んでいる経営者も少なくないはず。
そこで、飲食店のFCブランドの中から、編集部がセレクトした注目の業態を紹介。今回は、スープパスタ専門店の「スパゲッティ食堂ズッパ」(株式会社BigBelly)にフォーカス。ブランドの特徴や加盟メリット、どういう加盟店を求めているか、どういう立地や物件で強みを発揮する業態なのかを株式会社BigBellyの代表取締役・大林 芳彰(よしあき)氏に伺った。
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目次
・「スパゲッティ食堂ズッパ」フランチャイズパッケージ
・ここがすごい!ブランドの強み・競合優位性
・
FC加盟店に求めること
・
今後のブランド展開の展望
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「スパゲッティ食堂ズッパ」(株式会社BigBelly)
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「スパゲッティ食堂ズッパ」フランチャイズオーナー募集
ラーメン店が苦戦する物件で女性をターゲットに大成功!
ブランドの誕生は、「1年に1回ラーメン店が入れ替わる」と言われるほど経営が難しい、千葉・松戸駅から少し離れた物件について大林氏が相談を受けたのがきっかけ。エリアマーケティングの結果、近隣には男性客メインの有名ラーメン店があるものの、地元の主婦層や女性が気軽に入れる店がほとんどないことがわかった。そこで、ラーメン同様に「麺」を主軸としつつ、女性が罪悪感なく楽しめる「ハーブと野菜のスープパスタ」に業態を絞り込んだという。
会社としてパスタ業態は初めてだったが、ターゲットを明確に絞った戦略が的中し、オープン初月から11時の開店から行列が絶えない人気店となり、驚異的な売上を記録した。
「野菜のだし(ベジブロス)」をベースとした、最後の一滴まで飲めるスープにあります。15種類におよぶメニューはすべて、野菜のうま味と甘みを凝縮しただしを使用しており、健康意識の高い女性が罪悪感なく楽しめるのが特徴。特に看板メニューの「トマトズッパ」は注文率5〜6割を誇り、デリバリーでも高い人気を誇っている。
また、単なるパスタで終わらせない「二段階の満足感」も独自の強み。400gものたっぷりとしたスープに対し、麺を食べ終えた後には「チーズ付きのリゾット用ごはん」を提供。スープをリゾットとして最後までおいしく完食させる設計によって、男性も満足できるボリュームを実現している。
現在、1号店で直営の松戸店(千葉)に加え、FCで静岡店、奈良店の計3店舗を展開。業績は極めて好調で、14坪の松戸店は最高月商が約600万円で、デリバリーで月60万〜80万円(約2割)を占めているのも特徴。食材原価や人件費を抑えるほか、居抜き活用による低投資と、デリバリーの積み上げ、固定制のロイヤリティーの相乗効果で、営業利益率27.8%と、わずか数カ月という投資回収の速さを実現している。
ここがすごい!ブランドの強み・競合優位性
(1)圧倒的な商品力とターゲットの広さ
既存のラーメン店が苦戦する立地でも高い集客力を発揮できる「高い商品力」と「ターゲットの広さ」にある。もともと1年ごとにラーメン屋が入れ替わるような「鬼門」の物件を再生させた実績があり、その秘訣(けつ)は男性中心のラーメン市場に「女性」を呼び込むことに成功したから。パスタ業態は女性にとって罪悪感が少なく、入りやすいため、周辺に男性向けの業態が多いエリアでは、独占的なポジションを築ける。また、「パスタを食べて終わり」ではなく、残ったスープにチーズとご飯を投入して「リゾット」として完食させる二段構えのスタイルにすることで、「最後までスープを飲み干せる満足感」が、他のイタリアンやパスタチェーンにはない強力な差別化ポイントに。このリゾットを含めた男性も満足できるボリューム感も特徴だ。昼は主婦層や近隣住民、夜はファミリーや単身者など、ラーメン業態よりも幅広い層をリピーターにできる点が強みといえる。
(2)リスクを排除した「超高効率の投資回収モデル」
ビジネスモデルとしての強みは、初期投資を極限まで抑えながら、短期間で資本を回収できる「再現性の高い高収益構造」にある。松戸店では14坪・9席という小規模ながら平均月商550万円を叩き出し、営業利益率は27.8%という極めて高い水準を実現。出店戦略も卓越しており、ラーメン店やバーの「居抜き物件」を最大限活用することを前提に、厨房設備を流用することで内装費を200万〜300万円程度に抑えることが可能に。これにより、通常なら数年かかる初期投資の回収を、理論上は1年以内、実績ベースでは数カ月というスピードで達成できる設計になっている。また、ロイヤリティーが「売上歩合」ではなく「固定15万円」に設定されているため、売上が上がれば上がるほどオーナーの利益が加速度的に増える仕組みとなっており、多店舗展開を検討するオーナーにとって魅力的なキャッシュフローを生み出すことができるはずだ。
(3)デリバリーと相性抜群の「二段構えの商品設計」
野菜だし(ベジブロス)をベースとした「飲めるスープパスタ」という独自の商品設計と、それによるデリバリー市場での強力な優位性も武器。通常のパスタは時間が経つと麺が伸びて劣化しやすいが、スープパスタはデリバリーとの親和性が高く、松戸店では売上の約2割(60〜80万円)をデリバリーで安定して稼ぎ出している。競合が多い業態ではないので、Uber Eatsなどのプラットフォーム内でも希少性が高く、無償キャンペーンの依頼が本部へ舞い込んでいる。
FC加盟店に求めること
「一度店舗へ食べに来て、どうしてもやりたいと思った人」を重視しており、飲食経験の有無よりも、ブランドへの共感と熱意を大切にしている。「地方都市での出店をメインに考えているので、その都市で地盤を築いている飲食企業の経営者の方が向いていると思います」(大林氏)。
今後のブランド展開の展望
今後は地方都市を中心に、各都道府県に徐々に展開していきたいと考えている。ビジネスモデルとしてはメガフランチャイジー向けというよりも、個店、特にラーメン店などで苦戦しているオーナーと手を組みながら店舗展開を進めていきたい考えだ。
【加盟に関するお問い合わせ】
「スパゲッティ食堂ズッパ」フランチャイズオーナー募集
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