飲食店経営者にとって、自社ブランドを展開するだけでなく、勢いのあるFC(フランチャイズ)に加盟するのも経営規模を拡大するための戦略の一つ。とはいえ、マーケットには多種多様なFCブランドが存在し、どのブランドを選べばいいのか悩んでいる経営者も少なくないはず。
そこで、飲食店のFCブランドの中から、編集部がセレクトした注目の業態を紹介。今回は、進化系りんご飴専門店の「飴のち林檎」(合同会社Four Seasons)にフォーカス。ブランドの特徴や加盟メリット、どういう加盟店を求めているか、どういう立地や物件で強みを発揮する業態なのかを代表社員・嶋野 成優(せいゆ)氏に伺った。
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注目の飲食フランチャイズ4選:高収益で人気のFCブランドまとめ
目次
・「飴のち林檎」フランチャイズパッケージ
・ここがすごい!ブランドの強み・競合優位性
・
FC加盟店に求めること
・
今後のブランド展開の展望
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「飴のち林檎」(合同会社Four Seasons)
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「飴のち林檎」フランチャイズオーナー募集
進化系りんご飴を売りに祭りなどのイベント出店でも集客!
2025年6月、香川・高松に開業したりんご飴専門店「飴のち林檎」。代表社員の嶋野氏は、飲食店向けのSNS運用事業を行っていたが、旅行に行った熊本で専門店のりんご飴を食べて、そのおいしさに衝撃を受け、「自分もりんご飴の店をやりたい!」と一念発起。いろいろなりんご飴を食べ歩き、「一番クオリティーが高い」と感じたりんご飴専門店「ポムダムールトーキョー」(2014年創業)に直談判。熱烈な思いが通じて、ポムダムール社のリンゴ飴の製法に関する特許技術を使わせてもらう許可をもらい、「飴のち林檎」を開業するに至った。
りんご飴といえば、お祭りの屋台に売っている「伝統的な縁日の味」だが、ポムダムール社のりんご飴は「体験」「物語」「季節感」という3つの価値を加えていることが特徴。「体験」とは注文を受けてから目の前で作る演出で、「物語」とは「サンふじ」「サンつがる」「早生(わせ)フジ」など時期によって変わるりんご品種ごとの物語性、そして「季節感」とは春は桜、夏はレモン、秋はシナモン、冬はチョコレートなど、季節ごとにフレーバーが変わっていく楽しさを指している。また、出店エリアで行われる夏祭りなどのイベントに出店することで売上アップを図りやすいのも特徴。冬はりんごがおいしい季節なので、夏も冬も異なる理由で集客力を高められるのがポイントだ。
ビジネスモデルとしては、初期投資が500万円前後で収まる低投資型であることに加え、りんごの特殊な貯蔵技術によって食材ロスがほとんど出ないことや、損益分岐点が200万円弱と低い上に営業利益率が約34%と高いことも特徴だ。
りんご飴のラインナップは常時7種類(固定5種類、季節メニュー2種類)を用意。フレーバーの多彩さも特徴で、特に人気なのが梅しそをアレンジした「宵茜 Yoiakane― 茜空に走る、ひとすじの刺激 ―」(790円)。梅としその独特の風味と塩気がりんごによく合い、メインターゲットの子ども連れ以外に、「日本酒に合うから」と言ってお酒のお供として買っていくサラリーマンもいるという。ほかにも、シンプルなプレーンやチョコレート、抹茶などバリエーション豊かにそろえており、食べやすいようにカットして提供する対応も好評を得ている。
高松店は、土・日曜日のみの営業(月8日間営業)にもかかわらず、2025年7月には月商146万円を記録、2時間の行列ができて1日に28万円を売り上げたこともある。また、贈答品としてのニーズも多く、一度に100個以上の注文が入ることも珍しくないという。
ここがすごい!ブランドの強み・競合優位性
(1)特許技術を活かした圧倒的な商品力
ポムダムール社の特許技術を活用した製法によって、食感・味わい・見た目を含めて「縁日の駄菓子」のイメージを覆す高品質なりんご飴を実現。季節ごとに厳選されたりんごの品種と、専用フレーバーの組み合わせで、リピーターも飽きさせない味わいを追求している。さらに、見た目の美しさや調理風景の臨場感によって、お客様の主体的なSNS投稿が期待できる点も強み。広告費に頼らず、待ち時間もコンテンツとして拡散される好循環が生まれる。加えて、単純な美しさだけではなく「おいしさ」も伴っていることから、口コミが軒並み高評価でリピート率も高い。お土産・贈答品としての購入が期待できる商品設計も特徴だ。
(2)本部サポート体制
原材料の調達から品質管理、販促活動まで、本部が加盟店の安定運営をきめ細かくサポート。加盟店が「作る・売る」に集中できる環境を整え、シンプルかつ堅実な店舗運営を実現する。まず、りんごの品質管理と運営負担を軽減する一括仕入れの仕組みを構築しており、収益の安定性を補完するためのマルシェや夏祭りなどのイベント出店について、イベント情報を共有するほか、什器・レイアウト・オペレーション指南、主催者との交渉サポートなども実施。さらに、物件選定時には、本部が「祭りマップ」や地域イベントカレンダーを提供するほか、周辺エリアの人流データを共有するなどして、最適な立地・物件選びをサポートする。
(3)リスクの低いビジネスモデル
損益分岐点が低い(月商約194万円)ため、黒字化しやすい収益構造が特徴的。ガス工事が不要なIHコンロで手軽に調理できる簡易な厨房設備で、少人数運営(オーナー1人+アルバイト1〜2人)が可能なので、初期投資や人件費を含めたランニングコストを抑えながら、長期安定経営を目指せるビジネスモデル。さらに、トッピングやフレーバーは長期保存が可能なものを使用しており、季節限定フレーバーも計画的に導入するため、突発的な仕入れ変更はない。主力商材のりんごの賞味期限を正確に管理できるため、無駄な廃棄が無く、原価率の安定にもつながっている。
(4)安定した供給体制
扱う生鮮品はりんごのみなので計画発注がしやすく、賞味期限管理も単純化されている。さらに、最先端のCA(Controlled Atmosphere)貯蔵技術(貯蔵庫内の「温度・湿度・ガス濃度」を精密に調整し、青果物の呼吸や成熟を抑える鮮度保持技術)により、1年のうち9.5カ月間は「サンふじ」を安定供給(それ以外の時期は「サンつがる」「早生フジ」を使用)。品質と原価の変動が少なく、予測可能な在庫計画を立てやすい環境を実現している。
FC加盟店に求めること
「飲食未経験の方でも安心してスタートできるので経歴は問いませんが、『お客様においしくない商品は出せない』というプライドを持っている方を希望します」と嶋野氏。「飴のち林檎」のりんご飴は調理工程も繊細で、調理時間や火加減次第で商品のクオリティーが落ちてしまう。そのため、本部が求める商品レベルにこだわって、少しでも失敗したら廃棄して作り直す姿勢が重要。たとえ最初は調理オペレーションに時間がかかっても、品質にこだわって妥協しないスタンスや意識を持っている人とともに事業をしたいと考えている。
今後のブランド展開の展望
今後の店舗展開は、FCを軸に1年に最大5店舗を出店していく想定。祭りが盛んな地方都市に強みを発揮するブランドだと考えており、イベントへの出店を強化しつつ、さまざまなエリアでの出店を模索し、進化系りんご飴を武器に事業を拡大してく構想だ。
【加盟に関するお問い合わせ】
「飴のち林檎」フランチャイズオーナー募集
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