鮮魚と骨付鶏の2枚看板。曜日限定サービスも好評

鮮魚と鶏料理を売りにしている「魚と鶏の旨い店 みらいや」。泉佐野漁港で鮮魚を仕入れ、日替わりで刺身や焼き物、煮物などで提供。また、スパイスの効いた骨付鶏も名物の1つになっており、ファンも多い。

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魚と鶏の旨い店 みらいや

大阪 岸和田 居酒屋

 JR下松(しもまつ)駅から徒歩3分の幹線道路沿いにある居酒屋。もともと同じ場所で約20年営業していた「炉ばたみらいや」の経営を、当時スタッフだった中山太朗氏が引き継ぎ、オーナーに。店名も変更し、2017年に鮮魚と鶏料理が売りの店としてリニューアルオープンした。店内は、1階にカウンター席とテーブル席、2階に座敷席を備え、地元住民を中心に集客している。

最大40名までの宴会が可能な2階の座敷席。1階はカウンターとテーブル席を備える

 看板は、毎朝、中山氏が泉佐野漁港で仕入れる鮮魚。魚種は日替わりで、刺身や焼き物、煮物などで提供し、好評を得ている。また、「がっつりみらいやチキン 香川風骨付鶏」(864円)もファンが多い。ニンニク風味のスパイシーな味付けがくせになると、来店客のほとんどが注文する名物だ。さらに、契約農家から仕入れる泉州なす(3~9月限定)を使った「中出(なかで)兄弟の水なす漬け」(562円)など、地場食材を使った料理も売りになっている。

 そのほか、月曜日のレディースデー(会計15%割引)など曜日限定サービスを行い、来店を促進。ぐるなびでは宴会獲得に効果を感じており、「『ぐるなび戦略共有会議』にスタッフそろって参加し、トレンドやノウハウを学ぶいい機会になっています」(中山氏)と、メリットを感じている。

ここがポイント!

スパイスの効いた骨付鶏が看板に
紀州鶏を使ってスパイスをたっぷり使って焼き上げた「がっつりみらいやチキン 香川風骨付鶏」が人気。身の締まった親鶏と、柔らかい若鶏があり、若鶏のオーダー率が高い。
曜日限定サービスで平日などの集客アップ
月曜日はレディースデー、木曜日はメンズデー、日曜日はキッズファミリーデーを設定し、割引サービスを実施。店のシャッターに内容を掲示し、来店を促している。
エリアの特徴
下松町は大阪・岸和田市の中央に位置するベッドタウン。JR下松駅の周辺は住宅街で、飲食店は数えるほど。観光客などは少なく、地元住民が多い。
魚と鶏の旨い店 みらいや
大阪府岸和田市下松町1-17-10 プラザ21 1F
https://r.gnavi.co.jp/1yg3hnam0000/
オーナー 中山 太朗 氏(左)、副店長 西森 ノエル 氏(右)
前身の店から勤める中山氏。西森氏らスタッフと地元に根付いた店づくりを進める。