ヒレ肉をメインに新規開拓。高価格帯メニューも好調!

赤身やヒレ肉に特化した焼肉店である「最飛びヒレ家 馬喰一代 名古屋EAST店」。ランチでは、ヒレ肉とサラダや豆腐などのセットを提供して評判が広がり、夜はビジネス層の接待や宴会などを着実に獲得する。

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最飛びヒレ家 馬喰一代 名古屋EAST店

愛知 名古屋・名駅 焼肉

 岐阜で創業し、2008年、現在地に名古屋1号店「飛騨牛一頭家 馬喰一代」を出店。同店が拡張のため、2017年4月に近隣へ移転後、「最飛びヒレ家」を冠した新店をスタートさせた。取締役の深尾将大氏は「競合を避けるため、ヒレ肉を中心にして差別化しつつ、個室を前面に打ち出しました」と語る。ラインナップを赤身を中心にしたことで、シニア層や女性のアッパー層の来店につながり、特にランチでは、ヒレ肉とともにサラダや豆腐などヘルシー感のある「ヒレ家限定馬喰ランチ」(3,240円)などで主婦にアピール。その評判が広まり、夜はビジネス層の接待や宴会、家族の記念日などを着実に獲得。「炭火焼コース」(12 ,960円)など高価格帯のコースもオーダー数が増えている。また、顔合わせの利用やインバウンドの集客も好調で、10月にはしゃぶしゃぶ専門の新店を出店する予定だ。

ダクトにも高いデザイン性を求めた、品格ある掘りごたつの個室

 ぐるなびでは「特集」などで飛騨牛と宴会プランを中心に情報発信。早くから覆面調査を導入して接客に活かしつつ、アルバイトを新人・中級・上級・リーダーの4段階に分け、一目でわかるように色別の名札を着用。来店客とのコミュニケーションツールとして活用しながら、スタッフの育成とモチベーションアップを図っている。

ここがポイント!

飛騨牛の生産者名を店頭に掲げてアピール
飛騨牛のなかでもA5ランクの最高級を仕入れており、入口に生産者名の木札を掲げ、来店客の期待と満足感を高めている。生産者にも「同グループに落札されたこと自体が名誉」と好評。
赤身中心のメニューが、シニア層や女性に好評
メニューをヒレ肉など赤身を中心にすることで、シニア層や女性の来店動機を喚起。「2周年記念コース」や「プレミアムランチ」でも赤身を押し出し、高価格帯の商品も満足度が高い。
エリアの特徴
再開発により高層・大型ビルが建ち並ぶ名古屋駅東口(桜通口)。北側はオフィスが多く、専門学校などの教育機関が点在。昼夜とも主にビジネス層が行き交う。
最飛びヒレ家 馬喰一代 名古屋EAST店
愛知県名古屋市中村区名駅2-41-10 アストラーレ名駅2F
https://r.gnavi.co.jp/5899nngk0000/
取締役 兼 エリアマネージャー 深尾 将大 氏
国内でフランス料理を学んだ後、渡仏。帰国後は、自身の経験を焼肉業態に活かす。