ユニークな内装、朝まで営業、上質の伊万里牛で外国人客にも人気!

佐賀県産伊万里牛のA5ランクを他店よりリーズナブルに提供し、独自の店づくりで繁盛する「大衆焼肉 こう田」。店内はオープンキッチンにし、スタッフと来店客のコミュニケーションを重視している。

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大衆焼肉 こう田

福岡 博多区・中洲 焼肉

インバウンド集客も好調。コスパの高さで満足度アップ

 焼肉業態で約20年経験を積んだオーナーの江田信介氏が、2017年3月にオープンした焼肉店。九州最大の歓楽街である博多・中洲に出店するにあたり、上質の肉を他店よりリーズナブルに提供することと、独自の店づくりの2点を意識したという。

入店すると、まず黄色い壁に書き込まれた来店客のメッセージが目に入る

 2フロア約20坪の店内1階は、焼肉店には珍しいオープンキッチンスタイル。中央に最大10名が座れる1枚板のテーブル席を設置し、そのテーブル席とキッチンがつながる作りにして、スタッフと来店客のコミュニケーションを重視する。また、壁を黄色に塗ってポップな雰囲気をつくり、来店客はそこに自由に落書きができるように。賑やかな空気が生まれるとともに、「どこにもない焼肉店」として印象付けている。

 「客層は時間帯によってガラリと変わります」と江田氏。オープンの18~23時頃までは、台湾や韓国、香港などアジアをはじめとする外国人客が中心。一方、23時以降から営業終了の朝5時までは、中洲で働いている人や別の店で飲んでいたビジネス層が多数来店する。深夜2時頃に満席になる日もあり、豊富なドリンクの売上比率も高い。立地を考え、朝5時までの営業にしたことが売上増につながっている。

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