魚介の3大名物を売りにビジネス層を中心に集客

フレンチやイタリアンをベースに魚介料理を提供する「Ocean Bistro Twuku Twuku」。売りの魚介は、浜松・舞阪漁港などで毎日仕入れ。「オーシャンビストロのプラッター」や魚介のグリルなどが人気だ。

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Ocean Bistro Twuku Twuku

静岡 浜松 ビストロ

 JR浜松駅から徒歩5分の閑静な通りにあるビストロ。2007年のオープン当初はエスニック料理がメインだったが、2017年、フランス料理店などでの経験を持つ後藤直樹氏が料理長に就任し、売りをフレンチやイタリアンがベースの魚介料理に変更。30~40代のビジネス層を中心に集客し、1人客から40名以上の貸切まで幅広く利用されている。

キッチンに面したカウンター席やテーブル席のほか、少人数用の個室も備える

 売りの魚介は、オーナーが浜松・舞阪漁港などで毎日仕入れており、「放血神経締めした魚を店で寝かせて熟成させ、旨みを引き出して使っています」と後藤氏。なかでも「オーシャンビストロのプラッター」(1,598円~)や、地場野菜と魚介のグリルをバーニャカウダソースで楽しむ「とぅくとぅく シーフードグリル&ベジ」(1,382円~)、旬の魚を使った「豪快地魚のブイヤベース」(1,490円~)が、3大名物。コースは料理のみで3,850円~用意しており、飲み放題付き5,940円のコースが人気だ。

 ぐるなびには5年前から加盟し、ネット予約が好調。「ミステリーショッピングリサーチ」も活用し、「接客サービスの向上に役立ちました」と後藤氏。また、仕入れた魚種やおすすめの料理などを店のInstagramで発信。リニューアル後に売上の昨対が120%を超えるなど好調が続いている。

ここがポイント!

厳選食材を使ったシーフード料理が人気
オーナーが毎日仕入れる魚介を使った料理が人気。鮮魚のカルパッチョや生ガキなどを盛った「オーシャンビストロのプラッター」(写真)は名物の一つ。
様々なシーンに対応する落ち着いた空間
カウンターやテーブル席のほか、5名用のソファ個室(写真)や掘りごたつの個室もあり、40名以上で店の貸切利用も可能。様々なシーンに対応している。
エリアの特徴
浜松市の中心駅で新幹線も停車する浜松駅。周辺は商業施設や飲食店が多いが、同店のある路地は繁華街からは少し離れており、人通りは少ない。
Ocean Bistro Twuku Twuku
静岡県浜松市中区板屋町672 FOOD昴ビル1F
https://r.gnavi.co.jp/6ahur3x50000/
料理長 後藤 直樹 氏
調理師学校卒業後、東京のレストランやワインバーを経て現職。ソムリエの資格も持つ。