カジュアルな雰囲気で地元のリピーターを獲得!

カジュアルな雰囲気が好評なイタリアンバル「ボラーチョ」。瀬戸内の魚介やリーズナブルにワインが楽しめる“ワイン酒場”を謳い、ファミリーから仕事帰りの会社員まで幅広い層を獲得している。

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ボラーチョ

愛媛 松山駅 バル/イタリアン

 JR松山駅前の交差点の角に建つ「ボラーチョ」は、道を挟んだ向かいで10年前から営業する「大衆酒場エビス」の姉妹店として、2016年にオープン。両店のファンも数多いが、客層は「エビス」が男性ビジネスマン8~9割に対し、「ボラーチョ」は女性が7割。特に30~40代から支持されている。

ライブ感溢れるキッチンに面したカウンター席を設け、一人客にも対応

 外観は全面ガラス張りで存在感のあるビジュアルが目を引き、「店内の様子や活気を伝えたかった」とオーナーの宇都宮甲輔氏は話す。しかし、オープン当初は集客に苦戦。「スタイリッシュすぎたこともあり、雰囲気をカジュアルにしたことで徐々に女性グループが多く来店してくれるようになりました」(宇都宮氏)。また、思い切ってテーブルやイスも一新。席数とレイアウトのバリエーションを増やし、幅広い人数に対応できるように工夫。現在はファミリーの利用も増えるなど、集客を伸ばしている。

 ぐるなびにはオープン時から加盟し、瀬戸内の魚介やワインをアピール。料理は「真鯛のカルパッチョ」(900円)、「真ダコの唐揚げ」(500 円)、「媛っこ地鶏のアヒージョ」(880円)などが好評だ。コースは料理7~8品が付く「女子会コース」(3,500円)が人気。季節に合わせて食材を頻繁に変えることでリピーターからも喜ばれている。

ここがポイント!

気軽にワインが飲める店として人気に
リーズナブルにワインと食事が楽しめる“ワイン酒場”を謳い、ファミリーから仕事帰りの会社員まで幅広い層を獲得。駅前という立地上、電車待ちの間に寄る人も。
こだわりの空間と賑わいをアピール!
通りから店内の賑わいが見え、流木を使った手作りの照明(写真)やガス管を脚に用いたテーブルなど、こだわりの空間が好評。夏場はガラス扉を全開にできるのも魅力。
エリアの特徴
JR松山駅周辺には企業や病院・郵便局などが集まり、ビジネス層の往来が多い。住宅地も広がり、駅の東西をつなぐ再開発工事が進んでいる。
ボラーチョ
愛媛県松山市大手町2-5-12 ステーションビル1F
https://r.gnavi.co.jp/9gtkv2er0000/
オーナー 宇都宮 甲輔 氏
他業種を経て飲食業へ。8年間経験を積んだ後、10年前に独立。現在、2店舗を経営する。