カツオの藁焼きを押し出し「バル横丁」内の人気店に!

愛媛の横丁「問屋町バルズ」にある居酒屋「海鮮問屋 福太郎水軍」。看板メニューは、県内産地から直送されるカツオを使った「カツオのタタキ」。そのほか全国の市場や漁港とつながり独自の仕入れルートも開拓する。

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海鮮問屋 福太郎水軍

愛媛 松山・問屋町 居酒屋

 2017年12月にオープンした愛媛初の横丁「問屋町バルズ」内の海鮮居酒屋。今年7月に別の屋号だった店舗を、同横丁内で人気もつ鍋専門店を営む井上勝史氏が引き継ぎ、リニューアル。ビジネス層、ファミリー、女性グループら、幅広い層の支持を得ている。

6店舗が集まる横丁「問屋町バルズ」内。ランチ需要もあり、「まぐろ丼」(599円)などが人気

 看板メニューは、県内の愛南町から直送されるカツオを藁で焼いて提供する「カツオのタタキ」(980円)。「愛南町は、全国有数のカツオの良港。鮮度重視で冷凍は一切使わず、肉質と味のよい『3㎏もの』にこだわっています」と井上氏。また、全国の市場や漁港に自ら足を運んで独自の仕入れルートも開拓した。地元松山・三津浜漁港で獲れる「サザエのつぼ焼き」(599円)や、ウニをニラと炒めた「うにニラソン」(780円)、ズワイガニとカニカマを使った「嘘と真実!カニいくらかけ」(780円)など人気料理も数多い。

 ぐるなびはオープン当初から加盟。接客は“明日への活力”をモットーに、明るく親しみやすい対応を徹底し、順調にファンを増やしている。「スタッフは“人財”であり、宝。お客様はもちろん、スタッフにも入ってよかったと思ってもらえる店にしたい」と井上氏。よりよい店、そして企業を目指し、労働環境の向上にも取り組んでいく。

ここがポイント!

マグロの解体ショーなどイベントを開催
オープン時にはマグロ解体ショーを行い、大好評。この秋は“芸子×横丁コラボ”として、日本酒無料試飲とお座敷遊び体験を実施するなど、定期的にイベントを開催する。
ライブ感あふれる名物の藁焼き!
藁焼きで調理するカツオのタタキ、「藁焼き 塩」(6切れ980円)は不動の人気メニュー。カツオの水揚げ量で四国一を誇る愛媛県愛南町・深浦漁港直送の鮮魚を使用。
エリアの特徴
松山市北西の郊外に位置する問屋町は卸売業が集まるエリア。南北に走る国道196号沿いには大型の電気店や飲食店が並び、ファミリーの往来も多い。
海鮮問屋 福太郎水軍
愛媛県松山市姫原3-4-14
https://r.gnavi.co.jp/pps2rws30000/
代表取締役 井上 勝史 氏
プロの競輪選手として活躍後、接骨院の経営を経て飲食業にも参入。現在、3店舗を営む。