産地直送のカキを中心に多彩な貝メニューで集客

山陽姫路駅直結の地下街にある居酒屋「貝屋 マルホウ」。カキやハマグリ、サザエなどの貝を浜焼きで提供する。昨年夏からは、ソーセージなど肉類も浜焼きメニューに加え、ファミリーの取り込みに成功している。

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貝屋 マルホウ

兵庫 姫路駅 居酒屋

 JR姫路駅、および山陽姫路駅直結の地下街「グランフェスタ」の一角に、2017年オープン。兵庫・室津漁港でカキの養殖を行う吉田水産が運営に携わり、カキやハマグリ、サザエなど様々な貝を、浜焼きなどで提供する。30~40代のビジネス層を中心に集客し、自分で焼く楽しさから、カップルの利用も多い。2019年夏からはソーセージなど肉類も浜焼きメニューに加え、ファミリーの取り込みに成功。「バーベキュー感覚で楽しめることを店頭のボードなどでも打ち出し、子ども連れの来店が増えました」と、店長の内海僚太氏は話す。

地下の飲食店街に立地。海の家のような明るい雰囲気で入りやすい

 冬季限定で提供する「牡蠣食べ放題」(3,278円~)や、貝やタコ、エビなどを角缶に入れて蒸す「マルホウの玉手箱」(1,958円)のほか、生のカキを「いくらわさびソース」「クリームチーズ レモンジュレ」などのソースで楽しむ全5種の「オイスターショット」(各352円)など、写真映えするメニューも人気。またランチでは、姫路のブランド豚を使った「桃色吐息のトンテキ定食」(1,518円)など、魚介以外のメニューも用意して、幅広い層をつかんでいる。

 ぐるなびでは、更新代行を活用して店舗ページで情報を発信。今後は夏季の売上アップを目標にしつつ、新業態の開発にも取り組む考えだ。

ここがポイント!

名物のカキを使った豊富なメニューが大人気
焼き・蒸し・生で味わえる「牡蠣食べ放題」コースをはじめ、「カキフライ」(638円)や「牡蠣のしゃぶしゃぶ」(1,188円)など室津産のカキを使ったメニューで集客する。
10種類の“裏”レモンサワーで他店と差別化
「梅しそレモンサワー」など、「裏レモンサワー」と題した10種のレモンサワー(各440円)を提供。トレンドにオリジナリティを加え、他店との差別化を図っている。
エリアの特徴
新幹線も乗り入れるJR姫路駅。駅周辺は商業施設やホテルが建ち並び、北に約1km離れた場所に姫路城があるため、地元住民や観光客で昼夜賑わう。
貝屋 マルホウ
兵庫県姫路市駅前町188-1 グランフェスタ
https://r.gnavi.co.jp/46ggxcmp0000/
店長 内海 僚太 氏
姫路出身。同級生である吉田水産の社長らとともに店を立ち上げ、異業種から飲食の道へ。