一頭買いの松阪牛を売りにビジネス層などを獲得!

松阪牛専門の焼肉店「松阪牛What's」。松阪牛は一頭買いをしており、入手しにくい希少部位やホルモンも含め、リーズナブルで提供。記念日やビジネス層の接待を獲得するほか、外国人観光客からも好評を得ている。

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松阪牛What's

京都 中京区・烏丸御池 焼肉

 京都をはじめ、大阪・滋賀・東京で飲食店や惣菜店など5業態7店舗を運営する株式会社WHAT'Sが、2005年に創業店としてオープンした松阪牛専門の焼肉店。2階建ての京町家を改築した風情ある空間に、2~10名に対応できる掘りごたつの個室などを備え、記念日やビジネス層の接待を獲得するほか、外国人観光客からも好評を得ている。

1階の掘りごたつの個室(写真)は記念日や接待で好評。2階にはソファ席もある

 売りの松阪牛は一頭買いをしており、リーズナブルな価格を実現。系列店で共有することでロスを出すことなく使いきっている。「一頭買いにより、一般的に入手しにくい希少部位やホルモンも提供可能で、これが他店との差別化のポイントになっています」と、全店舗の運営・販促を統括するEC事業部責任者の舩越慎司氏は語る。

 焼肉は、「モモ」(1,980円)などの定番部位や、1頭からわずかしか取れない「特上みすじ」(6,500円)のほか、各種盛り合わせも豊富にラインナップ。さらに、「本日の松阪牛肉寿司 盛り合わせ」(6貫5,500円)など、焼肉以外にも松阪牛を使ったメニューを用意し、人気を博している。

 ぐるなびには2007年から加盟。売りの松阪牛や空間の特徴などを店舗ページでアピールしており、集客アップに効果を感じている。

ここがポイント!

松阪牛の焼肉や肉寿司が看板
一頭買いした松阪牛を、焼肉や「本日の松阪牛肉寿司 盛り合わせ」(写真)などでリーズナブルに提供。肉は系列7店舗で使い分け、食材ロスも抑えている。
受け入れ環境を整え、外国人観光客に対応
行楽シーズンは外国人の来店も多いため、英語と中国語のメニュー表を用意。さらに、外国語が堪能な人材を積極的に採用し、スムーズな接客につなげている。
エリアの特徴
地下鉄烏丸御池駅周辺は、オフィスビルが建ち並ぶビジネス街。ホテルや飲食店も多いため、ビジネス層のほか、観光客も多く行き交う。
松阪牛What's
京都府京都市中京区室町通三条下ル烏帽子屋町477
https://r.gnavi.co.jp/c466000/
EC事業部責任者 舩越 慎司 氏
異業種を経て2012年に入社。系列全店舗の運営やEC事業、販促などを統括する。