PARC DAINER
新潟 長岡 ダイニングバー
コロナ禍の2020年3月オープン。話題になるメニュー戦略で集客
新潟・JR長岡駅から徒歩約3分、メインストリートの交差点の角という好立地に、2020年3月にオープンしたアメリカンダイナー「PARC DAINER」。オープンと同時に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けながらも、「ふらっと入ってお酒を楽しめるアメリカンダイナー」として、20~30代後半を中心に着実に人気が定着してきている。ランチ・ディナーともに予約客も多く、フリー客や一人客もコンスタントに来店。女子会ニーズも高く、幅広い層の集客に成功している。路面に面する壁にはテイクアウト受け渡し用の窓が設置されており、近隣オフィスで働くビジネス層のランチや、地元のファミリーの夕食などとしても利用されている。
人気の大きな理由は、オリジナリティのあるメニューだ。「アメリカを感じさせる、本格的なハンバーガーやピザなどをメインとしているため、周辺に多い居酒屋と差別化できています」と話すのは、店長の和田優哉氏。ランチではメインメニューにポテト・ドリンク付きのリーズナブルなセットが特に女性から支持を集め、ディナーでは、豊富な種類のお酒と共に、看板料理を楽しむ人が多いという。豚の塊肉を挟んだ「Wプルドポークバーガー」(1,380円)や、手作りの薫製みそ蜂蜜ベーコンを使った「手作りベーコンバーガー」(1,380円)をはじめ、オリジナルのレシピはソースや生地から手作り。タバスコの200倍辛いと言われるトウガラシ・ブートジョロキアを使った“チャレンジメニュー”の「ジョロキアントマトパスタ」(1,080円)や、記念日にサプライズで提供している、ハイヒール型のチョコレートをあしらった「サプライズプレート」も隠れた人気メニューとなっており、SNSに投稿された写真を見て、来店する人も数多い。「どんなにインパクトがあるメニューでも、食材のクオリティーやおいしさはしっかり追求しています。食材や料理など新しいものを常に探し、どんどん先取りするために、全国の話題の店にも定期的に足を運んでいます」(和田氏)。
そしてもう1つ、集客に効果を発揮しているのが、リーズナブルな飲み放題だ。平日90分1,280円、祝前日は1,480円。さらに平日昼飲み限定で1時間555円~というプランもある。90種類以上ものドリンクメニューからオーダーが可能で、そのお得感が来店動機を生み出している。「飲み放題以外にも、エヴァンウィリアムスハニーリザーブ(バーボンベースのハニーリキュール)など、珍しいお酒もそろえており、飲み放題にプラスしてショットを追加オーダーされるお客様も多いです」と和田氏は話す。
「手の込んだ料理を考案したり、リーズナブルな飲み放題を提供したりしていますが、それを支えているのが数字の管理です。オーナーも私も、異業種の営業職で経験を積んできたので、特にコスト管理はしっかりやっています」(和田氏)と、今までの経験が現在の経営に役立っているという。
ぐるなびでは店内写真を多数掲載して、“アメリカン”な雰囲気をアピール。ぐるなび経由の予約も多く、特にネット予約を通してポイント利用を意識している人の集客アップにつながっている。
ここがポイント!
新潟県長岡市大手通1-5-9
https://r.gnavi.co.jp/r8a02xmc0000/