2015/05/19 特集

“ここにしかない”で選ばれる店に! ブランディングは武器になる

「このお店なら、おいしい○○が食べられる」「●●と言えば、あの店だよね!」。そう店のイメージを確立できれば、集客の大きな武器になるはず。明確な売りをアピールし、コアなファンをつかんでいる3店を紹介。

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「このお店なら、おいしい○○が食べられる」「●●と言えば、あの店だよね!」。そう店のイメージを確立できれば、集客の大きな武器になるはず。明確な売りをアピールし、コアなファンをつかんでいる3店舗の事例を紹介する。

【ブランディング成功のポイント】
有機野菜、パスタなど4つの柱を打ち出し、個性ある店作りを展開

【東京・新宿】BIODYNAMIE(ビオディナミ)

「あやめ雪かぶ」など、珍しい野菜が並ぶ「農家さんのこだわりバーニャカウダ」

こだわりの食材を使って感度の高い女性にアピール

2014年10月、東京・新宿にオープンした「BIODYNAMIE」。店名の「ビオディナミ」とは、太陰暦に基づいた農業暦に従って種まきや収穫などを行い、化学肥料や農薬を使わない有機栽培の一種のこと。統括シェフの佐藤彬氏は「オーナーが"自分の子どもにも安心して食べさせられるものを"という点を突き詰め、オーガニック食材に行きつきました」と話す。オーガニック食材を扱う店というと、堅苦しいイメージがあったといい、「気軽にオーガニック食材と自然派ワインを楽しめる店」をコンセプトに掲げた。客層は20代後半~40代の女性が中心。「お客様はヘルシー志向で、食についても流行に敏感な方が多いので、『メイソンジャー』など、トレンドのアイテムを取り入れることも意識しています」と佐藤氏は語る。

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