Part 3 CASE STUDY すてきな店の、いけてるトイレ目、鼻、耳でも楽しめる。スタイリッシュな書斎風トイレ
【新潟・新潟駅万代口】旬魚旬菜 極DINING 肉匠 迎賓館 駅前店
A5ランクの村上牛や、こだわりの地酒をリーズナブルに提供する「若旦那」ブランド。そのうちの1店、「駅前店」の人気に一役買っているのが、個性的なトイレの存在だ。
「新潟駅の万代口周辺には女性が気軽に立ち寄れる飲食店が少なく、オープンにあたり、女性も気軽に入れる本格居酒屋をこのエリアに創出したかった。トイレはお客様に『おっ』と思っていただけるよう、あえてデザイン・内装は店内と変えました」と語るのは、飲食事業部・部長の長谷川太郎氏。シンプルな通路の先にある木製のドアを開くと、そこはスタイリッシュな書斎風の空間。かぐわしい香りが広がる室内の本棚には洋書が並び、絶妙なバランスで様々な小物が置かれ、アクセントを添えている。「ディフューザーは高級ホテルでも使われているイタリア製。ハンドソープは英国王室御用達のもの。女性のお客様は、こういったところもチェックされますから、細部まで手を抜きません」と、長谷川氏。
クレンリネスに関してはスタッフ間で美意識を共有し、30分ごとの清掃に加え、「気付いた人がこまめにトイレをチェックする」を共通ルールに、清潔感を保っている。来店客からは、「とにかく驚いた」「くつろげますね」といった声が寄せられ、店全体の印象度アップにつながっている。和の居酒屋とのギャップも、新鮮かつ、おもしろく映るようだ。
新潟県新潟市中央区花園1-5-9 ベロウ花園1F
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