本格的なタイ料理を売りに昼夜問わずにぎわう人気店

JR大阪駅直結の商業施設内にある「タイ料理バル クンテープ ルクア大阪店」。本場の味にこだわり、タイで日常的に使われているハーブや調味料を使用。ランチではセットメニューを用意し、ビジネス層を獲得している。

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タイ料理バル クンテープ ルクア大阪店

大阪 梅田 タイ料理

 大阪・道頓堀に本店を構えるタイ料理店の2店舗目として、JR大阪駅直結の商業施設・ルクア大阪内に2017年オープン。商業施設内ということもあり、来店客の年齢層は幅広く、ファミリー、ビジネス層などを集客している。

カウンター席とテーブル席を備えており、普段使いを中心に、少人数での利用が多い

 売りは本場タイで使われるブラックソイソース(大豆が原料の甘口醤油)や、クラチャーイ(ワイルドジンジャー)といった調味料やハーブを使ったタイ料理。アラカルトでの注文が多く、「ガパオライス」(980円)や「パッタイ」(900円)などが人気だ。

 また、ランチはビュッフェスタイル(1,350円~)で主婦のグループを中心に集客してきたが、新型コロナの感染予防のためにビュッフェを取りやめ、今夏から「グリーンカレーライスセット」(990円)など8種類のセットメニューに切り替えた。これにより、「客層が、近隣に勤めるビジネス層にガラッと変わりました」と店長の家向克昇氏は語る。また、ランチから17時まではドリンクを全品20%オフにし、昼飲みニーズも取り込んでいる。

 ぐるなびには、2018年3月に加盟し店舗ページでは最新情報の更新に注力。また、独自に集めたメルマガ会員(約3,000人)に周年祭の情報などを発信し、集客アップにつなげている。

ここがポイント!

ハーブや調味料にこだわった本格タイ料理
本場の味にこだわり、ブラックソイソースなど、タイで日常的に使われているハーブや調味料を使用。「トムヤムクン」(880円)などが人気で、集客に成功。
テイクアウトメニューがビジネス層に人気
ランチで人気の「ガパオライスパッタイセット」(1,188円)などをテイクアウトでも販売。ビジネス層を中心に利用が多く、売上アップに貢献している。
エリアの特徴
JR大阪駅直結の商業施設・ルクア大阪。地下2階のフロアには、飲食店や小売店など40店舗以上が並び、幅広い層でにぎわっている。
タイ料理バル クンテープ ルクア大阪店
大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア大阪B2
https://r.gnavi.co.jp/bee4ysmn0000/
代表 家向(いえむかい) 克昇 氏
10年前、アルバイトとして道頓堀本店に入店。その後、社員となり、2018年から現職。