生本マグロの握りを売りに地元住民らを集客!

茨城のつくば駅至近の商業施設にある居酒屋「握りと串天ぷら 六」。生の本マグロを使った握り寿司を手頃な価格で提供するほか、サクサクの薄衣が特徴の創作串天ぷらも好評。地元住民やビジネス層を集客している。

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握りと串天ぷら 六

茨城 つくば 居酒屋

 茨城・つくば駅近くの商業施設3階。「これが食べたい」と目的を持って来店してもらえる店を目指し、握り寿司と串天ぷらを看板に据えた居酒屋として2020年10月にオープン。地元住民やビジネス層を集客している。

厨房に面したカウンター席(写真)やテーブル席など、全33席の落ち着いた空間

 看板の握り寿司は、生の本マグロを「赤身」(一貫110円)や「中トロ」(同220円)など、リーズナブルな価格で提供。もう一つの売りである串天ぷらは、「常陸牛のレア天」(638円)が一番人気。「食べやすいようにサクサクの薄衣に仕上げており、女性から好評です」と、店長の大島尚人氏。

 こうした売りを知ってもらうため、ぐるなびなどで情報発信するほか、チラシのポスティングも実施。オープン記念で9貫2,200円の「上握り」を1,078円にする割引特典を打ち出したところ、多数の人がチラシ持参で来店。加えて、茨城県産金目鯛の姿造りとお寿司の盛り合わせを組み合わせた「金目鯛の姿造り祝膳」(2人前7,776円~)など、その季節の御祝い事などに合わせた斬新なテイクアウトメニューもSNSでアピールし利用につなげている。

 今後は、活用中の「ぐるなび台帳」でオーダーの傾向などを分析し、より来店客のニーズを汲んだメニュー構成にブラッシュアップしたいと考えている。

ここがポイント!

本格的な握り寿司をリーズナブルに提供
生の本マグロの握りが売り。「赤身」や「中トロ」(写真)をリーズナブルな価格で提供。オリジナルの赤酢を使ったシャリも好評で、多くのファンを生んでいる。
チラシのポスティングで認知拡大に成功
リニューアルオープン時と、2021年1月の2回、割引のチラシ(写真)を約30,000枚、周辺の住宅などにポスティング。認知を高め、集客アップにつながった。
エリアの特徴
都内と茨城県を結ぶつくばエクスプレスの終着駅・つくば駅。周辺には大学や研究機関、ホテル、マンションなどがあり、ビジネス層やファミリーが多い。
握りと串天ぷら 六
茨城県つくば市吾妻1-8-10 BiViつくば3F
https://r.gnavi.co.jp/n7zjbgv20000/
店長 大島 尚人 氏
2018年に入社し、系列店の店長に。2020年10月のリニューアルオープン時から現職。