更新日:2022.8.31
目次
・韓流ブームのトレンドに合わせ、現地の雰囲気を味わえる内装の2号店をオープン
・【POINT1】本場・韓国の屋台の雰囲気を再現。“撮りたくなる”内装が話題に
・【POINT2】本格的&多彩な韓国メニューでリピーターも飽きさせない
・【POINT3】テイクアウト&デリバリーで、月商600万円を創出!
韓流ブームのトレンドに合わせ、現地の雰囲気を味わえる内装の2号店をオープン
東京都中央区東日本橋3-3-3
https://tondemunshijan.site/tondemshijan-2gouten/
繊維問屋街として知られ、近年はオフィスやマンションが増加している東京・馬喰町。そこに2021年8月にオープンした「韓国屋台 豚大門市場(トンデムンシジャン) 馬喰町2号店」は、韓国の屋台の雰囲気を再現した店づくりが20~30代に受け、29坪55席、客単価は昼1,000円、夜3,000円で、坪月商50万円以上を売り上げている繁盛店だ。
経営母体は株式会社バイタリティ。馬喰町でドミナント戦略を取り、鶏焼肉の店やバーなど13店舗を展開するほか、東京・月島エリアでも8店舗を運営している。「韓国屋台 豚大門市場 馬喰町店」1号店のオープンは2011年11月。一時は日韓の外交問題などの影響を受け、売上が落ち込んでいたが、コロナ禍での第4次韓流ブームで業績がV字回復したことから、同じ馬喰町に2号店を出店することにした。「1号店の規模(19坪42席)では手狭になったことと、オープンから10年が経ち店舗が古くなったことから、新たなトレンドを踏まえつつ若年層をターゲットにした店を出したいと考えました」と、営業部マネージャーの嶋田雄介氏は振り返る。
2号店は1号店から徒歩1分弱の角地に出店。韓国屋台というコンセプトをより明確に打ち出すために、通りに面する部分は全面ガラス張りにして店内の雰囲気が外から見えるようにしている。営業時間は、11時30分~翌朝4時の通し営業で、20~30代女性を中心に幅広い世代を集客。長年1号店を運営してきたことから近隣住民の認知度が高く、地元住民の利用も多い。
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【POINT1】本場・韓国の屋台の雰囲気を再現。“撮りたくなる”内装が話題に
大きな特徴は、店頭や店内に掲げられた色とりどりのハングルの看板。グルメ屋台が集まる韓国・ソウルの広蔵市場(クァンジャンシジャン)をイメージし、現地で撮影した写真をもとに自社デザイナーが看板を製作。4,000万円弱の費用をかけて、まるで韓国の市場にいるかのような空間を作り上げた。「外から店内の様子が見えるので、通りがかった人にアピールする狙いもありました。また、韓国に行った気分を味わえるので、店内で撮影した写真をSNSにアップする方もたくさんいらっしゃいます」と、韓国グループマネージャーの松江芳栄氏は効果を語る。
【POINT2】本格的&多彩な韓国メニューでリピーターも飽きさせない
看板メニューはサムギョプサルで、「豚大門市場セット」(2人前2,860円)としてサニーレタスなどのお代わり無料の野菜とセットで提供しており、オーダー率はほぼ100%を誇る。また、フライドチキンの「豚大門チキン」(1本275円)も人気。ビール(韓国語でメクチュ)を飲みながらチキンを食べる“チメク”(チキン+メクチュ)という韓国のスタイルをメニューブックで紹介しており、ヒットした韓国ドラマにも登場する食べ方ということもあり、ビールとセットで注文する人が多いという。そのほか、スパムやインスタント麺の入ったピリ辛の鍋「ブテチゲ」(1,100円~)など、日本では目新しいメニューも打ち出して他店との差別化を図っている。「韓国料理自体が定着してきている中、新たなトレンドを生み出したいと考え、日本で知名度の低い料理を積極的にメニューに加えるようにしています」と、嶋田氏は話す。また、FC展開を見据えて、料理に使う約30種類のタレの製造を外部に委託。味の安定化を実現しつつ、仕込みの負担を軽減することにも成功している。
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【POINT3】テイクアウト&デリバリーで、月商600万円を創出!
一方、テイクアウトやデリバリーに対応していることも強みで、それぞれ月商300万円(1、2号店合算)を売り上げている。入り口の近くにテイクアウト専用窓口を設けることで、テイクアウトに対応していることをアピールし、近隣住民に日常的に利用されている。テイクアウトメニューは20種類以上あり、中でも一番人気は「サムギョプサル弁当」(1,296円)で、「豚大門チキン」を1~2本追加する人も多い。時間が経っても商品のクオリティーが下がらないよう、冷麺は麺とスープを別にしておくなど、工夫を凝らしている。
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こうした現地感あふれる雰囲気や多彩なメニューで順調に売上を伸ばし、2021年12月には月商1,500万円を達成。これまでに培ったノウハウを生かした店舗展開も順調で、東京・渋谷、中野、神奈川・横浜にFC店を出店。2022年のゴールデンウイーク前後には石川・金沢にもFC店のオープンを予定している。「今後は全国展開を見据えながら、さらにメニュー開発に力を入れ、他店との差別化を図っていきたい」(松江氏)と考えている。
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