2019/01/30 特集

飲めない人も飲まない人も大満足! こだわりノンアルコールドリンク図鑑(4ページ目)

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地の利を最大限利用! 「季節のおいしさ」を多彩にアレンジ

【和歌山・和歌山市】DOLCE e CAFFE ARANCIA

自家製ジンジャーエール 600円 農家さんからわけてもらう新生姜や唐辛子、シナモンなど数種のスパイスを煮てジンジャーシロップに。それをソーダで割り、レモンをプラス
  • 季節のフルーツブレンドジュース 650円 旬のフレッシュフルーツをメインにミルクをブレンド。季節により異なる3種のブレンド(写真はリンゴ、みかん、イチゴ)で、オレンジ(冬はみかん)が必ず入る
  • じゃばらホット 530円 花粉の時期に話題の希少柑橘「じゃばら」の果汁をお湯で割っている。さわやかな香りとすっきりとした後口が印象的だ

 海を臨むロケーションにあるカフェで、果物王国・和歌山の魅力が詰まったケーキやドリンクが看板だ。「和歌山は柑橘類が有名ですが、リンゴやブルーベリー、マンゴーなどほぼそろいます。農家さんが出荷用ではなく、自家用に育てているものを譲ってもらうこともあります」と、オーナーの小嵐清司氏は話す。オープンの数年後に開発した「自家製ジンジャーエール」(600円)は、「店の隣の農家さんが新生姜を作っていたのでレシピを考えました」と小嵐氏。メニューブックでは「スムージー」「フレッシュジュース」「フルーツソーダ」「アレンジティー」などに分かれ、それぞれのジャンルに、オリジナルのドリンクがずらっと並び、店を印象付ける。果物の旬に合わせてメニュー内容が変わるため、訪れるたびに新たな発見があると来店客に好評だ。

アランチャ・サンセット 600円 店の前のビーチに沈む夕陽をイメージ。グレナデンシロップ、和歌山産オレンジとレモン果汁、アイスティーが3層に
リンゴと洋梨のミルクスムージーシナモン&キャラメル風味 780円 凍らせたリンゴと洋梨、牛乳で作るスムージー。隠し味に塩を加えて甘みを引き出し、仕上げに自家製カラメルをかけている
オーナー 小嵐清司氏
「和歌山の果物を使った店をやりたい」と1999年にオープン。自ら仕入れに出向き、現在は約50件もの生産者と信頼関係を築きながらメニューを開発。
DOLCE e CAFFE ARANCIA
和歌山県和歌山市毛見994
https://r.gnavi.co.jp/k184800/
和歌浦湾に浮かぶ観光地「和歌山マリーナシティ」のすぐ近く。地元の果物を使ったケーキとドリンクが評判で、パーティの時などはノンアルコールの飲み放題も提供している。

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