【Chocolate Decoration Case1】オステリアバル アベンティーノ(札幌・狸小路)
初年度は500個と注文殺到!「記念日にはアベンティーノ」を定着させた似顔絵ケーキ
数をこなし、制作時間が40分から最短15分に大幅短縮
「『似顔絵ケーキ』の提供を始めたきっかけは、プライベートで利用してくださった、ぐるなびの担当営業さんからの依頼でした」と話すのは、「オステリアバル アベンティーノ」で料理もデザートも担当する中島政美氏。「似顔絵」と「ケーキ」を合わせたものを作ってほしいというリクエストに対し、似顔絵自体を描いたことがなかったものの、黒板メニューのイラストなどを描いていた経験から、直感的にできるだろうと判断。ゼラチンでケーキの表面に直接描く方法や、チョコレートのプレートを乗せる方法などを考え、最終的に後者を選択した。
How to make 似顔絵(文字)プレート
「お客様も満足のいくものが完成し、今後は店の売りになると思い、オンメニューしました」と中島氏。すると注文が殺到し、最初の1カ月半で35個を製作。知人の店から頼まれ、似顔絵プレートだけ作ったものも含めると、1年で約500個を作り上げた。「今も年間100個以上は手がけています。最初は似顔絵プレートを1つ作るのに40分くらいかかりましたが、数をこなすうちにスピードがアップし、今では1つ最短15分程度で作れます。似顔絵のコツは、目を似せること。私は目から描くことが多いですね。お客様が喜んでいる顔を見ると、どんどん意欲がわいてきます。」(中島氏)。
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メーセージの文字やよく使うイラストなどはトレース用の下書きを用意。これもスピードアップの秘訣 -
絵や文字に色を入れるためのデコレート用チョコペン。製菓用品店や100円ショップなどで購入している
ケーキの部分は基本的に、前職でレシピを習得したレアチーズケーキ。見た目のかわいさだけじゃなく、ケーキ自体がおいしいと評判で、それも人気が継続している理由だろう。
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