2020/07/10 特集

冷めたままでも、温めてもおいしい! 夏のテイクアウトメニュー

本格的に暑い季節を迎え、冷めたままでも、温めてもおいしい料理のニーズが高まるのでは? そこで、夏のテイクアウトにぴったりのメニューを管理栄養士・フードコーディネーターの北嶋佳奈さんに考案いただいた。

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管理栄養士 フードコーディネーター 北嶋 佳奈さん 大学卒業と同時に管理栄養士、フードコーディネーターの資格を取得。その後、料理家アシスタントや飲食店の厨房勤務を経て独立。2012年に初のレシピ本を出版し、現在までに著書は20冊以上。レシピ開発、コラム執筆、イベント講師など各種メディアで活動中。2019年、株式会社Sunny andを設立し、食育や健康事業にも取り組む。「こころも体もよろこぶごはん」をテーマに活動中。

トウモロコシと雑穀の食べるポタージュスープ

温めても、冷製でもおいしいスープはボリューム満点。「定番のコーンポタージュに雑穀や豆、野菜をプラスして食べるスープにしました。フライドオニオンやクルトンを散らすと食感も楽しくなります」(北嶋さん)。

【材料】 作りやすい分量(2~3人分)
トウモロコシ 1本
タマネギ 1/2個
バター 10g
水 1カップ
無調整豆乳 1カップ
塩 小さじ1/2

(トッピング)1人分
ブロッコリー(ゆで) 30g
ミックスビーンズ(水煮) 30g
雑穀ミックス  適量
ベーコンビッツ 適量
クルトン 適量
フライドオニオン 適量
粗挽きブラックペッパー 少々
パセリ(みじん切り) 少々

【作り方】
(下準備)
・ブロッコリーは小房に切り、さっと塩ゆでする。
・雑穀はゆでておく。
・トウモロコシは実をそぐ(芯は残しておく)
・タマネギは1cm角に切る。

①鍋にバターを熱し、タマネギとトウモロコシの実を炒める。途中で塩をふる。
②水とトウモロコシの芯を加えて弱火で10~15分煮る。
③トウモロコシの芯を取り出し、トウモロコシの実とタマネギをトッピング用に少し取っておく。
④ブレンダー、またはミキサーで撹拌し、豆乳を加えて伸ばす。塩で味を整える。

(仕上げ)
器にトッピング用のトウモロコシの実とタマネギ、ミックスビーンズ、ブロッコリーを加えて④をそそぎ、雑穀、クルトン、ベーコンビッツ、粗挽きブラックペッパー、フライドオニオン、パセリを散らす。

【POINT】
トウモロコシの芯には旨みが含まれているため、煮ることで甘みが増し、より味わい深くなる。

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