わざわざグルメに関する調査~食べてみたい人は20代で6割、楽しみたい理由は「同伴者と盛り上がれそう」~

ぐるなび会員を対象に「わざわざグルメ」(飲食店で来店客が料理を仕上げたり楽しみながら体験できるグルメ)について調査。半数の人が「食べてみたい」と回答し、理由として「同伴者と盛り上がれそう」が上がった。

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目次
Q1 「わざわざグルメ」を食べてみたいと思いますか。
Q2 「わざわざグルメ」はどのような時に食べてみたいと思いますか。
Q3 「わざわざグルメ」はどのようなジャンルで楽しみたいですか。
Q4 「わざわざグルメ」を楽しみたい理由を教えてください。
Q5 「わざわざグルメ」を食べたことがありますか。
Q6 これまでに食べたことがある「わざわざグルメ」を詳しく教えてください。

 コロナ禍が収束に向かう中、消費者が外出する頻度とともに、外食を楽しむシーンも増加している。そこで、ぐるなび会員を対象に「わざわざグルメ」について調査を実施した。「わざわざグルメ」とは、飲食店で来店客自身が料理を仕上げたり、ドリンクを作るなど楽しみながら体験できるグルメのこと。「わざわざグルメ」を食べたいかを聞いたところ、半数の人が「食べてみたい」と回答。どんな時にたべたいかでは、「家では作れないようなメニューのとき」「作るのが楽しそうなとき」が上位となり、楽しみたい理由としては、「同伴者と盛り上がれそう」「体験したことがない、目新しい」「体験することを楽しめる」が上がった。
 
 では、以下より「わざわざグルメ」に関するアンケート結果を詳しく見ていこう。

【調査概要】
■調査期間:2022年2月3日(金)~5日(日)
■調査方法:Webアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20~60代のぐるなび会員1,000名

 まず、Q1では「わざわざグルメ」を食べてみたいかを聞いた。食べてみたい人は全体で約50%で、20代では60%と、年代別で最も高い数値となった。

 「わざわざグルメ」をどんな時に食べたいか(Q2)では、「家では作れないようなメニューのとき」(45%)、「作るのが楽しそうなとき」(38.1%)、「魅力的なわざわざグルメを見つけた時」(36.6%)が上位に。

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 「わざわざグルメ」をどんなジャンルで楽しみたいか(Q3)では、全体の結果では「洋食」(41%)、「和食」(39.3%)、「居酒屋」(36.8%)がトップ3になり、女性では「カフェ、喫茶」(38.2%)が2位となった。

 Q4では、「わざわざグルメ」を楽しみたい理由を聞いた。全体では、「同伴者と盛り上がれそう」「体験したことがない、目新しい」「体験することを楽しめる」がそれぞれ約40%とほぼ同率。外食機会が戻り、コロナ禍の自粛生活ではできなかった「会食の楽しさ」に関心が集まっているようだ。また、男女で回答比率に差があることから、女性のほうが関心が高いと言えそうだ。

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 「わざわざグルメ」を食べたことがあるか(Q5)では、全体では16.4%の人が「食べたことある」と回答。中でも20代は、4人に1人が既に「わざわざグルメ」を体験している(25.5%)ようで、特に関心が高いといえそうだ。

 Q6では、これまでに食べたことがある「わざわざグルメ」に関してフリー回答で聞いたところ、「自分で作るワッフル」「自分で素材に衣をつけて揚げる串揚げ」「自分で注ぎ、味をアレンジできるサワー」などが上がった。「アレンジできる」「好みが反映できる」「特別な体験ができる」といったことが楽しさや体験価値につながっているようだ。

 DX化が進む飲食業界では、効率化の一方で「サービスの拡充」を重要視する動きも見られる。来店客を喜ばせるためにさまざまな工夫を凝らす店舗も増えており、「わざわざグルメ」も体験を通してより記憶に残る、外食ならではの「エンターテインメント性の高い楽しみ」として広がるかもしれない。

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