手作りと食材にこだわり、満足度・客単価増を実現!

手作りの味にこだわる「くずし割烹 和dining 一昇」。毎日、厳選した素材で出汁を引き、醤油も食材に合わせて独自にブレンド。40~50代のアッパーなビジネス層を惹き付け、接待や商談での利用を増やしている。

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くずし割烹 和dining 一昇

愛知 名古屋・錦三丁目 居酒屋

 2009年、名古屋の商業エリア・錦三丁目にオープンし、当時の店長だった北出修也氏が独立して買い取り、2012年にリニューアル。その際、店名に「くずし割烹」を追加し、メニューを一新。「ブラッシュアップを図り、4,000~4,500円だった客単価が、今では5,500円ほどに上がっています」と北出氏は語る。

肘置き付きの座椅子が置かれた掘りごたつ式のカウンター席は、常連客に大人気

 もっともこだわっているのは「手作りの味」。毎日、厳選した素材で出汁を引き、醤油も食材に合わせて独自にブレンドする。「豆腐やポン酢も自家製にすることで、原価を抑えるとともに、味に深みを出しています」と北出氏。これらが40~50代のアッパーなビジネス層を惹き付け、接待や商談での利用を増やしている。

 なかでも、魚醤をベースに開発した「いしる出汁の豚しゃぶ」が名物。豚肉は品質とネーミングのインパクトから、宮崎県産「霧島山麓豚」と鹿児島県産「天恵美豚(てんけいびとん)」をチョイスしている。また、「子持ち昆布フライ」(880円)も高い人気を誇る。カウンター席以外はすべて個室。和の落ち着いた空間で、少人数から40名規模の宴会まで幅広く対応している。

 ぐるなびにはオープンから加盟。特集、メディア更新代行、ぐるなび外国語版などを活用して、集客につなげている。

ここがポイント!

足湯のある個室が、名物の1つ
4席のカウンター席以外は、大小の個室。情緒のある掘りごたつの和室は、接待や商談での利用が多い。足湯付きの個室も好評で、認知拡大に一役買っている。
看板料理のひとつ、「子持ち昆布フライ」
常連の多くがオーダーする「子持ち昆布フライ」。これが目当てで来店する人も多く、集客に貢献。そのほか、手作りの豆腐、醤油、出汁、ポン酢などの調味料も好評。
エリアの特徴
名古屋市中区は市の中核エリア。オフィス、官庁、商業施設が集中する。錦三丁目は繁華街でにぎわい、隣接する住吉には若者向けの飲食店が多い。
くずし割烹 和dining 一昇
愛知県名古屋市中区錦3-21-14 アスタービルB1
https://r.gnavi.co.jp/n863700/
ワンライズ株式会社 代表取締役 北出 修也 氏
2004年に飲食業界に入り、2009年から居酒屋を運営。2012年に独立し、現在2店舗を経営。