ホテル街 × 近くに焼肉競合店がない立地 で高評価!
「焼肉ダイニング MEGUMI 南8条店」の運営は株式会社ヒットサービス。ジンギスカン業態の「成吉思汗十鉄6条店」は、すすきのの商業ビル内に店を構えているが、南8条店をオープンさせたのは、コロナ禍で撤退した店舗を譲り受けたことがきっかけだった。
繁華街の喧騒から少し離れ、人の往来は多くない。しかしながら、周辺には旅行客向けのホテルが林立し、かつ、焼肉業態の競合店がないという点をメリットとして考えた。看板メニューをA5ランクの和牛とし、高級感のある店作りを行う一方で、昼・夜の両方にお試し感覚のセットメニューを用意して味の良さを伝えるとともに、インバウンドの観光客に安心感を与えるサービスで、海外のSNSでも評価を得ているという。
北海道札幌市中央区南8条西3丁目7-40
https://r.gnavi.co.jp/c8d15gbj0000/
目次
・近隣ホテルの宿泊客がお得意様の焼き肉店
・【POINT1】ランチメニュー&ディナーセット
・【POINT2】注文に困らないインバウンド対応
・【POINT3】SNSや口コミで集客アップ
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近隣ホテルの宿泊客がお得意様の焼き肉店
すすきのを南北に貫く札幌駅前通りを南へ進むと、その先に札幌ドーム4.5個分の広さがある自然豊かな中島公園が見えてくる。静かで落ち着いた地域の一角にある「焼肉ダイニング MEGUMI 南8条店」は、グレーの塗り壁に木のドアという高級感のある外観。シックなデザインだが、入りにくさを感じさせないようにと、店の前にはメニュー写真をあしらった看板を並べている。
店内も原色を配した落ち着きのある雰囲気で、ロールカーテンで仕切れるテーブル席とカウンター席、店奥には完全個室が用意されている。席数は全36席。
「観光や出張、ゴルフなどで周辺のホテルに滞在されている方が、道すがら目を止めて入ってこられるケースも多いんです」と話すのは店長の小林 敦 氏。繁華街まで行かなければ焼肉店がないことも理由の一つと分析する。さらに、外国人も安心して利用できる店であることがSNSで広まったことで、インバウンドの集客も好調。「中には、3日間連続で来店された方もいらっしゃいました」と小林氏は笑顔を見せる。
【POINT1】ランチメニュー&ディナーセット
宣伝代わりに設計した ”お試し感覚メニュー”がヒット!
オープンは、コロナ禍で営業が制限されていた2020年9月。「夜の営業時間の短縮が要請されるなか、店の宣伝もかねて始めたのがランチメニューでした」と話す小林氏。お試し感覚で味の良さを知ってもらおうと考案した。
上質な肉を数種類で組み合わせ、ライス・スープ・ドリンクがセットになったランチメニュー(1,100円、1,580円、1,880円、2,580円)は、ランチ営業をする飲食店が周囲に少ないこともあり、多くの客に利用されている。「ランチを通して、料理のおいしさはもちろん、安心して入れる雰囲気も知ってほしいと思いました」(小林氏)。
ランチによる周知の効果もあり、夜の来店も着実に増えたという。夜には、平日限定のディナーセット(2,880円、3,580円、4,500円)を設定し、ワンランク上のお得な組み合わせの焼肉に生ビールが付いている。客単価は6,000~8,000円ほどだ。
まず1人で食べてもらい、家族や会社の同僚などの同伴につなげることが狙いで、帰り際に次の予約を入れる人もおり、リピーター獲得に効果を上げている。
アラカルトで特に人気が高いのは「和牛サーロイン焼きしゃぶ」。1枚で鉄板が覆われてしまうほどの大きさで、さっと炙り生卵をからめていただく。とろけるような柔らかさが自慢。そして「厚切りタン」は程よい弾力で食べごたえのある逸品だ。
看板メニューの和牛は、産地と部位を記した和紙をメニュー表に挟むことで追加注文が増えたという。「産地を見せることで、興味を引くアイテムになりました」と小林氏は話す。
【POINT2】注文に困らないインバウンド対応
店前看板でアピールし、タブレットで外国人客が安心して注文できる環境を作る
札幌の老舗や外資系など多くのホテルが並ぶ立地から、当初よりインバウンドの客を意識してきた。
まず、店頭の施策として、イーゼル看板の写真でメニューのアピールを実施。立て看板には韓国語、中国語、英語を添えている。「これを見て外国人も利用できると知り、入店する方もいます」(小林氏)。外国人だけでなく日本の旅行者からも、ホテルからすすきのへ行く途中で看板を見て立ち寄ったという声があることから、旅行者全体へのアピールになっていることがわかる。
2022年には、タブレットによるオーダーシテムを導入した。韓国語、中国語、英語に対応しており、メニュー写真と価格を確認してタップすれば注文が完了。
90分飲み放題付きの「宴会コース」(全11品/6,000円、8,000円、10,000円)も用意している。コースは、特に注文に迷う外国人に人気だ。「例えばレバーが食べられない場合、代わりに違う肉の量を増やします。その際は、翻訳アプリを使って説明しています」(小林氏)。各テーブルに設置されたタブレットで、追加注文も誘引する。
ドリンクは、日本酒・ビール・ウイスキー・ワイン・サワー・焼酎と各種取りそろえており、韓国人のニーズに応えるためマッコリもあるなど、細かな気づかいもインバウンド客の取り込みに一役買っている。
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【POINT3】SNSや口コミで集客アップ
メニュー写真にこだわり、SNSでの拡散や良い口コミを狙う
集客アップのために注力するのは、SNSでの拡散や良い口コミだ。
インバウンド客には料理をイメージしやすいよう、メインの和牛には全て、主なサイドメニューにも写真を用意。「A5ランクの和牛は肉のカットにこだわり、グレードの高さを伝えています。SNS映えも意識しています」(小林氏)。注文した料理の写真がSNSで拡散されており、口コミでおいしさの評価を見て来店する外国人客が増えているという。
「いくつかのグルメサイトに掲載していますが、特にぐるなびにはGoogleビジネスプロフィール(GBP)の運用をサポートしてもらったことで、良い評価をいただいていることがインバウンドの集客につながっている感触です」(小林氏)。ホテル近くの飲食店を探す人が予約まで行っており、このGBPサービスが来店を誘引していると分析する。
今後について聞くと、小林氏は「GBPの運用は継続的に実施することが大事。今後も国内外の口コミを意識し、接客レベルもより高めることで、今以上の売上拡大を図っていきます」と話している。
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