2018/06/12 特集

夏目前! 刺激的な辛さで注目度上昇中 じわじわきてる! しびれメニュー(4ページ目)

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定番の餃子に香り高い花山椒でしびれをプラス!

【京都・烏丸御池】松山餃子酒場 皮咲(かわさき)

シビレル担々水餃子 1皿(4個)518円 とろみのある自家製の担々ダレが自慢。毎日、ゴマをするところから手作りしており、しびれの中にマイルドな甘みもあるのが特徴

中国料理の経験を活かして、しびれる辛さの料理を提供

愛媛・松山市の繁華街に、2016年オープンした「松山餃子酒場 皮咲」。餃子を売りにした業態が周辺にほとんどなかったことから、コンセプトを"餃子酒場"とした。定番から創作系まで全7種の餃子を中心に、手作りの居酒屋メニューを多数そろえている。

餃子の具には、愛媛・西条市のブランド豚「伊予いも豚」の挽き方が違うミンチ2種を使用。そのほか、軟骨や鶏ミンチ、白菜、ニラなどに白湯スープを練り込み、ジューシーさを出している。香川県の製麺所に特注している皮は、厚めでモチっとした食感が特徴だ。

「王道の『焼餃子』(421円)が一番人気ですが、『シビレル担々水餃子』(518円)を注文する人も多いですね」と、店主の梶山泰宏氏は語る。約10年、中国料理店を中心に腕を振るった経歴を活かし、担々麺にヒントを得て開発した一品だ。「すりゴマペーストに干しエビなどを合わせた担々ダレに、自家製のラー油を混ぜ、仕上げに客席で花山椒をかけて提供します。花山椒の香りと、しびれる辛さが受けています」と、梶山氏は手応えを語る。

そんな花山椒を使った人気メニューがもう1つ。山椒塩を付けて食べる「とりの唐揚 香る花山椒」(561円)だ。定番&シンプルメニューだからこそ、アクセントを効かせ、店を印象付けている。そのほか、「熟成豆板醤の麻婆豆腐」(842円)なども好評。今後も新たな創作餃子や、インパクトのあるメニューを生み出していく。

花山椒はミルを使い、テーブルでかける演出。来店客は好みの量をかけることができる
とりの唐揚香る花山椒 561円 オイスターソースを隠し味に下味を付けた、旨みたっぷりの唐揚げ。花山椒で香りと刺激がプラスされ、酒との相性もバッチリ
焼き、揚げ、炊き、水餃子と、様々な餃子を用意。定番の「焼餃子」は、千切りキャベツの上に乗せて提供している
店主
梶山 泰宏氏中国料理店や居酒屋の店長を経て、独立。気になる店を食べ歩き、餃子を中心に情報をインプットすることを欠かさない。
松山餃子酒場 皮咲(かわさき)
愛媛県松山市二番町2-3-6 第三松ビル2F
https://r.gnavi.co.jp/ny3aswet0000/学生から40~50代まで幅広い客層から支持される。男女比はほぼ半々で、リピーターが4割を占める。コースにも売りの餃子を組み込み、多数の宴会を獲得。

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