2019/12/17 特集

【第2回】定番+αでヒットメニュー よくあるけどフツーじゃない!(2ページ目)

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「サラダ」-見た目にも工夫を凝らしたサラダが盛りだくさん

見て楽しい! 食べておいしい! 印象に残るサラダ

サーモンとイクラのポテトサラダ 780円

丸く成形したポテトサラダを6枚のサーモンで包む。丸い皿のときもあれば四角いときもあり、その時々で変えている
シンプルな味付けのポテトサラダとサーモンを一緒に食べる人が多い

 「bistro 魚々園」が提供する「サーモンとイクラのポテトサラダ」は、思わず写真を撮りたくなるメニュー。サーモンに包まれた丸く立体的なビジュアルは、一瞬、「これがポテトサラダ?」と驚きを誘う。中のポテトサラダにも細かく切ったサーモンが入り、上に散らしたイクラとともに口に入れると、様々な味わいがいっぺんに楽しめる。「使用する皿や周りのあしらいなど、盛り付けもお客様の性別や年齢によって変えています」と語るオーナーシェフの古谷慎太郎氏。味だけでなく、見た目にもこだわりが光る名物だ。

bistro 魚々園
兵庫県尼崎市東園田町5-46-15
https://r.gnavi.co.jp/j05ad2a00000/
阪急園田駅から徒歩1分の場所に今年3月オープン。新鮮な魚介を使った料理が楽しめ、日替わりのおすすめも豊富に用意する。

それぞれにファンが多い3種の味。ツマミになるポテトサラダ

ポテトサラダ全部盛り 550円

店名に引っかけて、海苔など「パリパリ」したものを各ポテトサラダの上に乗せているのも特徴

 「大山鶏」の素揚げが看板の「素揚げ酒場パリパリ」が、オープン当初から提供しているのが白・赤・黒の3種のポテトサラダだ。「ポテトサラダが何種類かあったらおもしろいのではと考え、開発しました」とオーナーの齋藤茂生氏。ベーシックな「白」、明太子やクリームチーズが入る「赤」、竹炭で色を付け、いぶりがっこや燻製ベーコンが入る「黒」と、色も変えてわかりやすくした。それぞれ単品としても人気だが、初めて来店した人には、まず「全部盛り」をおすすめし、好評だという。

素揚げ酒場パリパリ
東京都足立区千住2-39-18
https://r.gnavi.co.jp/59f0jsh50000/
2017年6月にオープンした大衆酒場。2階には最大40名収容可能なテーブル席があり、宴会利用も多い。

レタスがドーンと丸ごと1個! 圧巻のボリュームにびっくり

丸ごとレタスとわらくんベーコンのシーザーサラダ 759円

2013年にオープン。客層は地元住民のほか、周辺の大学に通う大学生などが中心。完全個室も8部屋備える。

 レタスを丸々1個使った「丸ごとレタスとわらくんベーコンのシーザーサラダ」は、「炙り炉端 山尾 西新」が誇る名物サラダ。「見た目のインパクトや写真映えを意識しました」と店長の土井淳平氏が語るように、4~5人でシェアできるボリューム。注文が入ってからレタスの芯をくり抜き、藁で燻製したベーコンを乗せ、たっぷりのドレッシングをかける。提供時はナイフとフォークを付け、食べやすい大きさに切ってもらうが、下に入れた温泉卵の黄身がトロリと流れ出すのもポイントだ。

炙り炉端 山尾 西新
福岡県福岡市早良区西新4-3-14 1F
https://r.gnavi.co.jp/f160404/
2013年にオープン。客層は地元住民のほか、周辺の大学に通う大学生などが中心。完全個室も8部屋備える。

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